まちの紹介

農商工連携の取組

物産展
かぼちゃのしっとりケーキ

地方には、その地域の特色ある農林水産物、美しい景観など、長い歴史の中で培ってきた貴重な資源がたくさんあります。農商工連携は、このような資源を有効に活用するため、農業者と商工業者の方々がお互いの「技術」や「ノウハウ」を持ち寄って、新しい商品やサービスの開発・提供、販路の拡大などに取り組むものです。

壮瞥町では近年、この農商工連携の取り組みが加速しています。壮瞥町商工会会員などで構成する委員会を中心に、2013年の秋からは町内産のこだわりの「ダークホースかぼちゃ」を使ったスイーツを町内の旅館や飲食店などで提供を開始しました。ダークホースかぼちゃとは、2005年11月に登録された比較的新しい西洋かぼちゃの品種です。 特長は、表面の皮の色が濃黒緑色でハート型をしている外観と、 甘味が強く、栗の様にホクホクしているその食味です。その糖度は高く、なんとメロンより甘いと言われています。

シードル

Cidre de Sobetsu 「シードル ド そうべつ」

また、2015年からは町内の果樹農家や商工、観光業者ら約20名で実行委員会を組織し、特産のリンゴを使ったシードル(りんご酒)と炭酸ジュース造りに本格的に乗り出しています。道内や青森の先進地視察を重ね、研究を続けてきました。

原料のリンゴは、町内の果樹農家21軒から18キロ入りリンゴ箱で263ケースを購入。品種はふじ、北斗、王林、紅玉、ジョナゴールドなどで、複数の品種を使うことで壮瞥リンゴが持つ、香りや食味を最大限生かした製品に仕上がりました。

グルメマルシェ

そうべつグルメマルシェの様子

壮瞥町ではこれらの動きに呼応するように、「壮瞥町農商工連携推進委員会」を設置、農商工連携基本戦略を策定し、関係者の協議の場の拡大、テイクアウト商品開発、関係イベントの開催、補助制度の整備などを行い、壮瞥町の新たな特産品開発を進めています。

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