そうべつ手帖

移住に必要な準備とは?確認ポイントや支援制度を把握しておこう!

こんにちは。北海道壮瞥(そうべつ)町です。

移住を決意したら、具体的にはどんな準備が必要なのでしょうか。

やらなければならないこと、やっておいた方がいいこと、必要なもの、あった方がいいもの...いろいろ考えると、何から手をつけたらいいのかわからなくなりますよね。

移住してから戸惑わないためには、準備が大事!
今回は移住に向けての準備の基本から、移住に向けて調べておくと安心な支援制度についてもお話します。

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移住の準備はまず周囲への相談から

移住の準備には、情報収集が欠かせません。

インターネットの普及で情報を得るには苦労しない時代になりましたが、インターネットの情報だけを鵜呑みにできないのも事実です。
そんなときは身近な移住経験者や地域の移住担当者に話を聞いてみましょう。

地域の移住担当者なら、親身に相談に乗ってくれるはずです。
私たち壮瞥町でも、移住定住窓口がいつでもご質問やご意見・ご要望などお待ちしております。
お気軽にお問い合わせください!

電話で話を聞くのもいいですが、できれば何度か現地に足を運び、実際に移住して生活している人から直接話が聞けるとベストですね。
壮瞥町移住ウェブでは、実際に移住した方々のお話も知ることも出来ます。
ただし、インターネットの話だけではわからなかった、生の声を聞けるのが最大の利点ですし、現地の雰囲気や環境確認は行かないと分からないものです。

安心して「移住」するためにも、確かな情報を得て移住の準備の第一歩を踏み出しましょう。

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移住に必要な準備、重要な確認ポイント3点

移住に向けて必要な基本の準備として、ここは重要!というポイントを3つご紹介します。

1.心の準備とパートナーとの合意

まず最初に大切なのは、どんな目的で移住したいのかを明確にしておくことです。
多少の不便があっても豊かな自然に囲まれて生活したい、時間に追われないスローライフを実現したい、安心安全な環境で子育てがしたいなど。
ゆるぎない目的があるかどうかは重要なポイントです。

新しい土地での新生活は思っていた以上のストレスや、思ってもみなかったトラブルに見舞われることもあります。
そんな時に必要になるのは、何のために移住を決断したのかという信念です。

配偶者やパートナー、ご家族がいる方は、その合意がしっかり取れていることも大切ですよ。

2.移住候補地の下調べや移住体験

観光ではなく、その土地で暮らすとなれば、厳しい季節を過ごさなければならないこともあります。
たとえば南の島は海がきれいで暖かい分、台風の猛威にさらされます。
北国は夏も涼しく雄大な自然がありますが、冬の寒さは半端ではありません。

地域の人々の生活習慣や思考パターン、公共施設や商用施設などの生活の利便性など、自分たちが実際に生活していける場所なのかどうか見極めることも必要です。
少なくとも、複数回は違うシーズンに訪れてみましょう。

また、移住体験ツアーや、お試し滞在ができる施設など、地域によってさまざまな取り組みもあります。
その地域で生活していけそうか事前に試してみることは、心の準備としても大切ですよ。

3.移住先での収入源確保、経済的基盤の見通し

ご家族がいる場合はなおさら、どこで暮らすにしても経済的基盤の確立は必須条件ですよね。
できることなら現地での仕事を先に探し、収入源を確保しておくことが望ましいでしょう。万が一収入がなくても、半年~1年は暮らしていける蓄えをつくっておくと安心です。

経済的な理由で移住先から撤退するケースは少なくないので、十分な準備と心構えが移住成功の大きなポイントです。

移住準備前に調べておくと安心な支援制度

移住者を支援する制度が多くの地域で実施されています。
子育て支援や起業支援、生活費の補助や住宅の優遇など、様々な角度からサポートしています。

また、地域の企業の就職先を斡旋してくれる自治体もあります。
地方自治体のサポート体制は移住を試案する方々にとって、候補地を決めるポイントとしても重要です。
そういった地域に移住すれば暮らしも楽になり、生活費もだいぶ削減されるため、事前に調べておくといいでしょう。

情報は、インターネットで簡単に収集することが可能です。

その地域がどんな人に来て欲しいと思っているか、どんな地域づくりをしようとしているかをはかる指標にもなるでしょう。

壮瞥町でもさまざまな支援制度を行っています!

壮瞥町移住への支援制度

壮瞥町では誕生から18歳までの「子ども支援」、18歳から65歳までに「働き盛り支援」、65歳からに「高齢者支援」と、壮瞥町ならではの支援体制を整えています。

子ども支援

チャイルドシートの無料貸出や絵本などをプレゼントするブックスタート事業、中学生まで入院・通院に係る保険適用の医療費を全額助成・児童手当の配布などを行っています。

働き盛り支援

持ち家を取得(新築・中古)・リフォームされる方への助成制度、町内の空き家、空き地情報を提供する不動産情報提供事業などを行っています。

高齢者支援

利用者の自宅などの出発地から目的地間の輸送を行うコミュニティタクシー、電気自動車急速充電スタンドの整備などを行っています。

この他にもたくさんの制度がありますので、詳しくは「壮瞥町ならではの支援体制一覧」をぜひご覧ください!

楽しく移住を成功させるには準備が大切

移住は楽しいチャレンジですが、楽しさと同じくらい不安があるのもまた事実です。
不安を解消するには、まずは目的をはっきりさせること、そして十分な下調べをすることですよ。
準備のポイントを振り返っておきましょう。

・移住を考え始めたら、まず情報収集と、経験者や地域の担当者に相談する
・移住を決断したら、その目的を明確して、配偶者やパートナーと共有する
・ここで生活するという視点で、移住候補地を複数回訪れてみる(移住体験してみる)
・移住先での経済的基盤を確保する
・移住候補地の支援制度を調べてみる

目的が明確で、当面の経済的不安が解消されるのであれば、移住計画はスムーズに進められるでしょう。
移住先で受けられる支援制度のサービスも重要なポイントですので、しっかりチェックしてくださいね。

お気軽にお問い合わせください!

【お問い合わせ先】

壮瞥町役場企画財政課企画広報係 「移住・定住相談窓口」

電話:0142-66-2121
メール:kikaku@town.sobetsu.lg.jp
お問い合わせ入力フォームこちらから

壮瞥町はどんな町?

北海道の中央南西部、札幌市や新千歳空港から2時間圏内に位置し、2008年の「北海道洞爺湖サミット」で脚光を浴びた風光明媚な洞爺湖の東側に位置する町です。
年間150万人以上の観光客で賑わう国の天然記念物・昭和新山などの貴重な地質遺産が存在し、世界ジオパークに登録された洞爺湖・有珠山エリアにある人口2,500人ほどの小さなまちです。
北海道内では比較的温暖な気候から、リンゴ・サクランボなどの果樹、トマト・とうもろこし・アスパラガスなどの野菜、米などの多種多様な農産物が栽培されています。
また、昭和新山や有珠山などの火山の恵みである温泉施設も町内に点在しています。
壮瞥町について、もっと知りたい方は「まちの紹介」ページをチェックしてください!

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