そうべつ手帖

移住して子育てするメリットは?支援の例や注意点などもご紹介!

こんにちは。北海道壮瞥(そうべつ)町です。

価値観やライフスタイルが多様化している現代。
「自然いっぱいの田舎で子育てをしたい!」と、地方移住を検討する子育て世代も増えています。

今回は地方移住をして子育てをするメリットについてのお話。
魅力いっぱいの地方での子育てや、自治体が実施している子育て支援策、知っておきたい注意点などをご紹介します。

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地方移住をしての子育てはメリットや魅力がいっぱい!

「便利な都会もいいけれど、田舎でのびのびと子育てをしたい。」と、地方移住を検討する子育て世代が増えています。
地方移住をして子育てをすると、こんなメリットがあります。


自然豊かな環境の中でのびのびと育てることができる

田舎に移住して子育てすることの一番のメリットは、やはり自然豊かな環境の中で子育てができることです。 周りには緑がたくさんありますし、地域によっては少し歩けば海や山に行けるという場所も多くあります。 森の中で虫を探したり泥だらけになったりして思いっきり遊べるのは、田舎での子育てならではの醍醐味です。
夏には緑、冬には一面の雪景色と季節を全身で感じられ、夜には満天の星を数えるのも情緒教育へ良い影響があるでしょう。
また、緑にたくさんふれあって育った子供の脳発達などでの研究も出ていますが、ご興味のある方、下記の記事をご覧ください↓
「自然と神経発育:住まいの周りの緑にふれあうことで脳の容積に違いが出る」
*英語ですが、元記事はコチラです。

土地や家賃が安いので大きな家に住める

田舎は、都会と比べると土地代や家賃が安い傾向にあります。都会と同じ家賃で広い家に住める可能性も大! 若い世代で一戸建てに住んでいる方も珍しくありません。
兄弟全員にそれぞれ個室を与えたり、お父さんの趣味部屋を作ったりと、ゆったりとした暮らしを実現できるでしょう。 空き家を格安で購入し、DIYで理想の住まいに作り変えるのも楽しそうです。
自治体によっては、空き家バンクで町内の空き家や空き地を紹介しているところもあります。
壮瞥町でも、オンラインで現在の空き家やお住まいに関してチェックできます。 また、壮瞥町には、"ママと考えた子育て応援住宅「コティ」"という家族向けの広い町営住宅もあります。詳しくはコチラからご覧ください。

待機児童の心配が少ない

人口密度の低い田舎では、子どもの人数がそう多くはありません。 保育園や学童の定員にも余裕があり、待機期間なく入園できる可能性が高いです。 求職活動中から保育園に入園できると安心ですよね。 入園後も先生1人に対する子どもの人数が多くはないので、一人ひとりにしっかり寄り添った保育が期待できます。
ちなみに、壮瞥町の場合は、3~5才のクラスであれば、待機期間なく入園できる可能性が高いです。 ただし、0~2才児のクラスでは、受け入れ可能人数が少ないため、小さなお子さんのいる家庭でしたら、移住相談で事前にご連絡いただければ、壮瞥町の保育所とも連携し、壮瞥町が厳しいときは近隣のまちで受け入れが可能かなど確認します。

移住先で受けられる子育て支援には、こんなものがある!

地方都市では人口増を目指して、移住者を歓迎しています。 特に働き盛りの若い方を含み、家族単位での移住となる子育て世代は大歓迎です。 多くの自治体がさまざまな子育て支援策を実施しています。 たとえば、1人目出産に5万円、2人目に20万円、3人目に100万円の出産祝い金を支給(北海道福島町)、中学生までの子どもに1人10kgの子育て支援米を支給(北海道南幌町)など、特色豊かな制度で子育て世代の移住を推進しています。 もちろん、壮瞥町でもこんな子育て支援策を実施しています!

子育て支援総合施設で子育てをサポート

「保育所(認定こども園)」、「子育て支援センター」、「児童館・児童クラブ」という3つの機能を持つ総合施設で、乳幼児から学童までの子育てをサポート。 公立の施設で安心して子どもを預けることができ、子育て支援センターでは週2回の子育て支援サークルの開催や育児等の相談等を行っています。

高校卒業まで医療費全額助成

乳幼児医療の助成対象を高校生まで拡大。 入院・通院に係る保険適用の医療費を全額助成しています。

通学定期補助

壮瞥町在住の高校・大学・各種学生で、JRやバスの定期券を購入して通学している家庭が対象。 通学定期代の2分の1を助成しています。

ブックスタート事業

絵本や読み聞かせアドバイス集などの入った「ブックスタートパック」をプレゼント。 親子で一緒に楽しく絵本に触れ、親子のコミュニケーションやきずなを深めてもらうことを目的としています。 この他にもさまざまな支援策がありますので、壮瞥町の子育て支援もチェックしてみてくださいね。

田舎へ移住をしての子育て、注意点やデメリットもある?

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地方へ移住しての子育てはメリットがたくさんありますが、田舎ならではの注意点やデメリットも少なからずあります。 移住は人生において、大きな選択です。 どちらが自分たち家族に向いているか、事前にしっかりと検討しましょう。

教育の機会と選択肢が限られる

遊びや情緒教育の面では素晴らしい環境が広がる田舎ですが、教育ではどうしても選択肢が限られてしまいます。
小・中・高校含め、私立学校は少なく、習い事や塾なども少ないため、教育に関する選択肢は多いとは言えません。
ただし近年はオンライン講座などで、都会のコンテンツや情報をキャッチする機会も増えてきています。
自分たちで模索し、選択肢を広げるという努力は必要かもしれませんね。
大学へ進学する場合は親元を離れる可能性が高く、生活費の仕送りなどで費用がかかるケースもあるため、そういった費用の確保も考慮すべきでしょう。

公共交通機関が不便で、車が必要

田舎は都会と比べて公共交通機関の路線数や本数が少ないです。そのため、特に子育て世帯では車が必須。 田舎では夫婦で1台ずつ車を所有しているという家庭も珍しくはありません。
ただし、田舎の道路は広く往来する車も少ないため、運転しやすいので安心してくださいね! 外出先の施設にも、広い無料駐車場が併設されていることがほとんどです。

アミューズメント施設が少ない、または遠い

自然豊かな環境ではありますが、反面で遊園地や水族館といったアミューズメント施設、美術館や博物館といった文化的施設は少ないです。
これらの施設へ足を運ぼうと思った場合、1日がかりの大移動になってしまう可能性もあります。

地方移住をして大自然の中で子育てをしませんか?

地方移住をしての子育ては、豊かな自然に囲まれた環境が最大のメリット! 夏は森で真っ黒に日焼けし、冬は一面真っ白な雪の中で、思いっきりのびのびと遊ぶことができますよ。 大きな家や庭で、ゆったりとした暮らしも実現できるでしょう。 田舎ならではの不便さ、教育の選択肢などの注意点もありますが、自治体ごとにさまざまな子育て支援策を実施して子育て世帯の移住を応援しています。
北海道壮瞥町では、さまざまな移住に対するサポートもおこなっています。 移住に興味のある方はぜひ一度お問い合わせください!

【お問い合わせ先】

壮瞥町役場企画財政課企画広報係 「移住・定住相談窓口」

電話:0142-66-2123
メール:kikaku@town.sobetsu.lg.jp
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壮瞥町はどんな町?

北海道の中央南西部、札幌市や新千歳空港から2時間圏内に位置し、2008年の「北海道洞爺湖サミット」で脚光を浴びた風光明媚な洞爺湖の東側に位置する町です。
年間150万人以上の観光客で賑わう国の天然記念物・昭和新山などの貴重な地質遺産が存在し、世界ジオパークに登録された洞爺湖・有珠山エリアにある人口2,400人ほどの小さなまちです。
北海道内では比較的温暖な気候から、リンゴ・サクランボなどの果樹、トマト・とうもろこし・アスパラガスなどの野菜、米などの多種多様な農産物が栽培されています。
また、昭和新山や有珠山などの火山の恵みである温泉施設も町内に点在しています。
壮瞥町について、もっと知りたい方は「まちの紹介」ページをチェックしてください!


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