そうべつ手帖

移住で仕事探しはどうする?求人の探し方や地方ならではの働き方も

こんにちは。北海道壮瞥(そうべつ)町です。
地方移住を検討するときに気になることといえば、やはり仕事探し。
仕事と収入がなければ暮らしていけないので、大変重要な部分です。
移住先での仕事探しは、どのように進めるとスムーズに希望の職種に就けるのか気になりますよね。
今回は、地方移住で仕事を探す方法についてご紹介します。
地方ならではの働き方や、地方で働くメリット・デメリットについてもあわせてお伝えします。

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移住先での仕事探しはどうする? こんな探し方や働き方があります!

移住先で仕事を見つけられるかは、地方移住を検討するにあたって大きな問題です。
地方移住先で仕事探しをするにはこんな方法がありますよ。

自治体の就労支援や就労サポートを活用する

移住支援を積極的に行っている自治体では、移住希望者に対する就労支援の制度を設けていることが多いです。
サポート窓口による情報提供や、 農業や漁業などの地場産業への就職に対して補助金や住まいの提供を行っている自治体も。
壮瞥町でも新規就農者向けに研修シェアハウスの整備や、就農助成金制度などで就労サポートをしていますよ!
また、地方移住では農業を始めたい! という方が多いです。
そんな方は、こちらもぜひ、参考にしてくださいね。
移住して農業を始めたい!移住先の選び方や事前の確認ポイントは?

壮瞥町では、壮瞥町社会福祉協議会による「無料職業紹介事業」のウェブサイトがあり、町内の求人を見つけることができます!ぜひ、参考にしてください。

一般求人情報サイトを利用する

インターネットの求人サイトではさまざまな求人情報を検索することができます。
都会に出た方が地元に戻って働くUターン、都会から地方に移住して働くIターン、生まれ育った故郷とは別の地方で働くJターンなど、別の地域からの移住をともなう転職は増えているので、そういった特集もよく掲載されていますよ。
移住前に求人状況を確認できる、応募できるというメリットがあります。

地方インターンシップ制度を利用する

地方でのインターンシップ制度を利用するのもひとつの方法。
NPO法人などが主催する制度で、地方の企業に一定期間就業してみる体験就業です。
その企業での仕事や地域での暮らしを体験してから、本格移住を決めることができます。
また、地方ならではの、こんな働き方も考えてみてはいかがでしょうか。

地域おこし協力隊

自治体ごとに行っている制度で、地元に移住をしてもらい、そこで生活しながら地域に貢献するような仕事を行います。
どんな仕事をするかは自治体によって異なりますが、地域振興や活性化につながるような業務が主要です。
地域おこし協力隊は、地域活性化と定住促進の両方の目的を持っています。
期間は1~3年間で、その間に地域に地盤を作って定住する方が多いです。

ニッポン移住・交流ナビ「JOIN」では、全国の自治体の募集情報を見ることができます。

壮瞥町では、地域おこし協力隊の活動の様子を移住情報サイトの「移住ブログ」で発信しているほか、募集をかけるときは、JOINかこちらの「職員採用」ページに掲載しますので、都度ご確認ください。

起業

移住を機会に、自営業や起業に挑戦する方も!
先ほど説明した地域おこし協力隊などの経験から、地域のニーズを知って起業するパターン、または「地場産業に関わりたいからこの地域に移住した」というパターンもあります。
国や自治体の起業支援制度を活用して事業を開始する方もいらっしゃいます。
特に農業や漁業、酪農などの産業では新規就業者への助成制度も多くあるため、起業の後押しとなるでしょう。

リモートワークで働く

テレワークやリモートワークの流れは加速し、今後もオフィスに出社しない働き方は増えていくと思われます。
職種によっては、どこで暮らしていても都会にいるのと変わらない仕事ができるケースもあります。
地方移住をしつつフルリモートで都会の会社と取引をする、なんて方も増えてくるのではないでしょうか。

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地方に移住して仕事をするメリット

地方移住は魅力いっぱい!
地方に移住して仕事をするメリットをご紹介します。

通勤ラッシュの負担がない

地方都市は都会と比べて人口密度が低いです。
そのため、朝の通勤ラッシュにも無縁!
満員電車に揺られて朝からぐったり......なんてことはないでしょう。
車通勤OKの会社も多いですよ。

生活費が抑えられる

地方都市は都会よりも物価が安く、生活費を抑えられる傾向があります。
特に大きな差があるのは家賃。
地方では都会よりも安い家賃で、駐車場付きの広い部屋に住めるかも!
移住支援として、移住者に賃貸住宅の紹介や新築費用の一部助成などの制度を設けている自治体もありますよ。

子育てとの両立がしやすい

自然豊かな地方での生活は、子育て環境としても理想的。
都市部よりも人口が多くないので保育園にも入所しやすく、子どもを通わせながら仕事と子育ての両立が目指せます。
地方では地域の人たちが顔見知りになりやすく、地域住民みんなで子どもを見守り育てるという風土であることも多いです。
地方での子育てには、ほかにもメリットがたくさん!
自治体の子育て支援なども充実していますので、ぜひこちらもご覧くださいね▼
移住して子育てするメリットは?支援の例や注意点などもご紹介!

地方移住をして仕事をするデメリット

都会から地方移住をして働くことは、都会との違いから戸惑いや不便を感じることもあるでしょう。
地方移住をして働くデメリットについても知っておき、事前に対策や検討をしておけると良いですね。

仕事の種類や募集件数が少ない

都会と比べると人口が少ない地方では、どうしても募集している仕事の種類や件数が少なくなります。
希望の業種や職種によっては、地方では全く求人がないなんてことも考えられるため、今までのキャリアを生かした仕事に就けない場合もあります。

情報量や選択肢が少ない

勉強会やセミナー、イベントなどは都会と比べるとどうしても少ない傾向があります。
日々勉強をして成長したい! いろいろな人と会って刺激を受けたい!という方には、少し物足りなく感じてしまうかもしれません。
最近はオンラインで受講できるイベントやセミナーなども増えてきましたので、そういったものをぜひ活用してみましょう。

車が必須な場合がある

電車やバスの運行本数が少ない、最寄り駅が遠いなど、地方は公共交通機関が不便な場合があります。
通勤や仕事中の移動はもちろん、レジャーや日々の買い物などにも車が必須という地域もあるので、事前に周囲の環境も調べておきましょう。

地方での仕事探しと働き方を知って理想の移住生活を!

仕事探しは、地方移住で気になることのひとつですよね。
まずは自治体の就労サポートの活用や求人サイトのUターン・Iターン特集などをチェックして、探してみてください。
地方で企業インターンシップに参加して仕事と暮らしを体験してみる、といった方法もありますよ。
就農や起業、地域おこし協力隊などにチャレンジしてみるのも、地方移住ならではの働き方でしょう。
地方移住をして働くと、通勤ラッシュからの解放、家賃が安い、仕事と育児の両立がしやすいなどのメリットがあります。
ただし、仕事の種類や求人件数自体が少ない、情報や選択肢が少ない、公共交通機関が不便というデメリットも。
最近はオンラインの活動やリモートワークが増え、さまざまな選択肢が登場してきているので、ぜひいろいろな情報を集めて検討してみてくださいね。
北海道壮瞥町では、さまざまな移住に対するサポートもおこなっています。
移住に興味のある方はぜひ一度お問い合わせください!

【お問い合わせ先】

壮瞥町役場企画財政課企画広報係 「移住・定住相談窓口」

電話:0142-66-2121
メール:kikaku@town.sobetsu.lg.jp
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壮瞥町はどんな町?

北海道の中央南西部、札幌市や新千歳空港から2時間圏内に位置し、2008年の「北海道洞爺湖サミット」で脚光を浴びた風光明媚な洞爺湖の東側に位置する町です。
年間150万人以上の観光客で賑わう国の天然記念物・昭和新山などの貴重な地質遺産が存在し、世界ジオパークに登録された洞爺湖・有珠山エリアにある人口2,500人ほどの小さなまちです。
北海道内では比較的温暖な気候から、リンゴ・サクランボなどの果樹、トマト・とうもろこし・アスパラガスなどの野菜、米などの多種多様な農産物が栽培されています。
また、昭和新山や有珠山などの火山の恵みである温泉施設も町内に点在しています。
壮瞥町について、もっと知りたい方は「まちの紹介」ページをチェックしてください!


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