そうべつ手帖

地方移住のメリット・デメリットとは?

こんにちは。北海道壮瞥(そうべつ)町です。

コロナ禍をきっかけに、テレワークの導入でオフィスに出社することが少なくなり、生活の拠点を見直したい方も多いのではないでしょうか?
自宅で仕事ができるのであれば、自然に囲まれた地方で生活コストを抑えながら暮らすこともできますね。

地方移住に憧れがある方は、移住にはどんなメリット・デメリットがあるのかを知っておくと安心です。

今回はコロナ禍が地方への移住者を増やしているか、移住のメリット・デメリット、実際に移住するまでの流れをご紹介します。

移住の決断はご家族への相談も必要です。
勢いで決断して「こんなはずじゃなかった...」と後悔しないように、事前に情報を得ておきましょう!

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コロナ禍によって地方移住する人は増えている?

コロナ禍になるまでは都心や都市圏内に生活拠点を置き、オフィスへ通う生活が当たり前でしたが、テレワーク・リモートワークになった方も増えています。
大都市に住まなくても仕事ができるようになったことから、地方移住への関心は高くなっているようです。

不要不急の外出自粛や飲食店の営業時間短縮によって、都市で生活する楽しみやメリットが失われつつあります。
感染リスクの高い大都市は不安、在宅ワークの環境を今より良くしたいと、安心できて広々と暮らせる場所を求めている人は多いことでしょう。
また、最近では遠隔での仕事を前提とした居住地を問わない求人も増えているようです。

実際に、2021年に内閣府が発表した「第4回新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」を見てみると、最新の調査で東京圏に住む20代の44.9%が地方移住に関心が高くなったとの結果も。

仕事のために都市に住むという縛りが無くなり、自分の住みたい環境を選べるようになったことから「地方で生活する」ことに関心が集まりつつあります。

地方移住のメリット・デメリット

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地方移住はメリットだけでなく、デメリットに感じる点もあります。
今まで都市で暮らしていた方は、地方での暮らしの違いを知って検討材料にしましょう。

移住のメリット①生活コストが抑えられる

住居を購入する場合も借りる場合も、都市に比べると地方は住居費を安く抑えられます。
都市との同じ家賃でも地方だと部屋数も多く、広い家に住むことができます。
食材が安く手に入ることもあり、生活コストをグッと抑えることができるのが魅力です。

移住のメリット②満員電車や渋滞に解放される

都心では毎朝の通勤ラッシュや人混み、渋滞などによるストレスが多いです。
一方で地方の暮らしでは移動手段が電車から自家用車になることで、都市で感じていたストレスから解放されます。
時刻表気にしなくて良く、電車の遅延や事故などの影響もないですので、時間を気にせず自由に動くことができます。
また、車での楽しいドライブが自分の時間や小さなプライベート空間になるようなメリットもあるでしょう。


移住のメリット③自然に囲まれた生活ができる

地方であれば、山や海の近くで暮らすことも叶います。
自然を満喫できる環境が近くにあれば、気軽にキャンプや登山を楽しめたり、リフレッシュすることもできますね。
畑で野菜を作って自給自足の生活をするなど、楽しみも豊富です。
高いビルなどの建物や街灯も少ないため、夕日や星空もきれいに見ることができるでしょう。

移住のメリット④のびのびとした環境で子育てができる

地方は少し外に出れば、自然の中で遊ぶ場所がたくさんあります。
人混みも少ないので、のびのびと子育てすることができるでしょう。
ご近所と少し離れている住居であれば、子どもの夜泣きなどで近所迷惑を考えることもありません。
保育園の待機児童が少ない点も嬉しいメリットですね。

子育てについては「移住して子育てするメリットは?支援の例や注意点などもご紹介!」もご参考ください。

移住のメリット⑤移住者支援を受けられる

地方移住に関心を持つ方が増え、国や地方自治体も移住を積極的に支援・推進しています。
例えば国が実施しているものであれば「起業支援金」「移住支援金」、自治体によるものであれば移住支援補助金、住宅建築補助金、お試し移住制度など、他にもさまざまな支援があります。

北海道壮瞥(そうべつ)町では「子ども支援」「働き盛り支援」「高齢者支援」をしており、都市から地方への移住を支援し、経済的な負担を抑えることができます。
壮瞥町の支援については、後ほど詳しくお伝えしますね。

移住のデメリット①交通機関が不便

地方はバスや電車の本数が圧倒的に少ないため、買い物や病院に行くのにも一苦労です。
地方で暮らすには車が必要になるので、車のガソリン代や保険料などの維持費を想定しておきましょう。

移住のデメリット②飲食店や商店が少ない

生活に困らない買い物ができる都市部に比べると、地方では飲食店や商店が少ないため、物足りなく感じることもあるでしょう。
流通も行き届いていないことが多いので、欲しい商品が手に入らないこともあります。
ただし、近年ではネットスーパーやネットショッピングが充実しているので、届くまでに時間はかかりますが、不便に感じることは少ないでしょう。

移住のデメリット③医療機関が少ない

地方には専門の医療機関が少ないです。
皮膚科や耳鼻科などの専門機関に行くのに、隣町や都市に行かなければいけないこともあります。
困ったときに専門医にすぐ相談することができないので、不安に感じることもあるかもしれません。
医療体制についても事前に確認しておくと良いでしょう。

移住のデメリット④子どもへの教育の選択肢が少ない

地方では自然が多く、のびのびと子どもを育てることができる反面、学校や習い事は限られてしまいます。
伸ばしたい才能があったときに、地方では教えられる人がいないということもあるかもしれません。
しかし、こちらも近年ではオンラインでの習い事や家庭教師などが増えており、ネット環境が整っていれば選択肢を増やすことはできるでしょう。

移住のデメリット⑤地域での付き合いに馴染むまで時間がかかる

地方で暮らすと、ご近所や地域付き合いが自然と増えるでしょう。
都市から突然引っ越してきた方の中には、どうやって馴染めば良いか悩んでしまう方もいます。
先輩移住者や地域の方との交流会、地域の伝統体験・制作体験、自然体験など、移住前・移住後に交流できる機会もさまざまあるので、事前に自治体に相談してみると良いでしょう。

先程お話しした「お試し移住」も、地域の方と仲良くなるきっかけ作りになります。

移住の進め方や移住へのサポート体制も詳しく紹介

移住を決断するときはメリット・デメリットをよく把握した上で、ご家族に相談しましょう。
ご自身の考えとご家族の考えを確かめ、同意を得た上で移住を決断することが大切です。

移住を決心したら、エリアの選定を行います。
ライフスタイルに合いそうか、災害に対しての危険性は少ないか、気候は自分たちに合っていそうかなど、どの場所が適していそうか詳しく調べましょう。
また、交通費が意外とかさむなど予想以上に生活費がかかってしまわないよう、補助金制度や生活費用の目安を考えておくことも大事です。

テレワーク・リモートワークをするのであれば、ネット環境の整備状況もチェックポイントですね。

北海道壮瞥(そうべつ)町では、移住がスムーズに進むようサポートしています!

移住に興味がある方は、移住定住窓口担当へお気軽にお問い合わせください
実際に壮瞥町を訪れ土地を知っていただき、一緒に住まいを探しましょう。

壮瞥町に暮らす準備が整い、引っ越しが済んだ後はご近所の方へ挨拶をします。

人の少ない田舎では、人と人とのつながりが大切になります。
地域の行事に参加してみたり、自分から動いてみることで地元の方とも早く打ち解けられるようになるでしょう。

壮瞥町は少子高齢化が進んでいますが、だからこそ手厚い「子育て支援」と「ご高齢者の支援」をしています。
高校生までの医療費無料化や子育て応援住宅、中学生の国際交流など、独自の取り組みを多様にご用意しています。
壮瞥町ならではの支援体制一覧も、ぜひご覧くださいね。

移住のメリット・デメリットを知ってから決断しよう!

コロナ禍で働き方がテレワークに変わり、自宅で仕事ができるようになったことで、安心して広々と暮せる場所を求めて地方移住への関心が高まっています。

移住のメリットは、都市に比べて生活コストが抑えられることや、満員電車や渋滞のストレスから開放されること、自然に囲まれた生活ができること、のびのびと子育てができることなど。
自治体から移住者支援を受けられるのも嬉しいですよね。

ただ、交通機関・飲食店・医療機関が少なく、都市に比べると利便性が低いのはデメリットといえるでしょう。

子どもへの教育の選択肢も、近年ではオンラインでの学習が広まっています。
ご近所付き合いなど馴染めるか心配な方は、地元民や先輩移住者との交流企画に参加してみることで少しずつ馴染めるでしょう。

「お試し移住」で、事前にその土地の情報や暮らしのイメージをした上で移住を決断するのもおすすめです。

北海道にある壮瞥町では移住を支援しています。
興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください!

【お問い合わせ先】

壮瞥町役場企画財政課企画広報係 「移住・定住相談窓口」

電話:0142-66-2121
メール:kikaku@town.sobetsu.lg.jp
お問い合わせ入力フォームこちらから

壮瞥町はどんな町?

北海道の中央南西部、札幌市や新千歳空港から2時間圏内に位置し、2008年の「北海道洞爺湖サミット」で脚光を浴びた風光明媚な洞爺湖の東側に位置する町です。
年間150万人以上の観光客で賑わう国の天然記念物・昭和新山などの貴重な地質遺産が存在し、世界ジオパークに登録された洞爺湖・有珠山エリアにある人口2,500人ほどの小さなまちです。
北海道内では比較的温暖な気候から、リンゴ・サクランボなどの果樹、トマト・とうもろこし・アスパラガスなどの野菜、米などの多種多様な農産物が栽培されています。
また、昭和新山や有珠山などの火山の恵みである温泉施設も町内に点在しています。
壮瞥町について、もっと知りたい方は「まちの紹介」ページをチェックしてください!


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