そうべつ手帖

地域で子どもを育てるメリットは?子育て移住についてもご紹介

こんにちは。北海道壮瞥(そうべつ)町です。

近年、子育てのために地方に移住する方が増えていることをご存じでしょうか?
地方移住をすると、自然豊かな中でのびのび暮らせるだけでなく、地域と密接に関わりながら子育てすることができます。

今回は、地域で子どもを育てるメリットや、地方への子育て移住のメリット・デメリットをご紹介!
壮瞥町が移住先としておすすめできる理由もお話ししていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

20231218_Kosodate-Sobetsu-1.jpg

地域で子どもを育てるメリットを紹介!

以前は3世帯同居の家庭が多く、地域の方々とのつながりも密接だったことから、子どもが親以外の大人に接する機会が多くありました。

さらに、大人たちが地域の子どもを見守ったり、近所の年の違う子ども同士で遊んだりする環境がありました。

しかし、近年では核家族化や地域のつながりが薄れてきたことから、子育てを家族や親族のみで行うことが増えています。
子育ての悩みを相談したり、子育てに協力してくれる人が身近にいない状況の方も多いことでしょう。

また、少子化で一人っ子も増えてきているため、年齢の違う子ども同士が遊ぶ機会も減りつつあります。
このような理由から、地域全体で子どもを見守ることができる環境に、再び注目が集まっています。

地域で子どもを育てるメリット

地方に移住をすると、都会よりも地域内のつながりが密接で、一昔前のように様々な地域の人と関わりながら子育てできます。

大人が地域全体の子どもを見守ることにより、防犯対策や非行防止の役割を担うことも可能です。

より多くの人との関わることで、子どもの社会性も高まります。

幼稚園、学校、家庭以外に、地域のさまざまな大人や子どもと接する機会が多くなるので、仲良くするために違いを受け入れたり、トラブルにどう対処するかを考える機会が増えるなど、新しい価値観や多様性を受け入れることを学べます。

また、親や先生以外の視点で接してもらうことで、今まで認めてもらえなかった部分を認めてもらえるなど、自己肯定感が高まることもあるかもしれません。

さらに、高齢者などと接することにより、困った人を助ける機会が生まれることも。
そのような経験を通して、人を思いやる気持ちを育むこともできます。

地域と関わるには、地域のイベントや行事に親子で積極的に参加し、交流を深めることが大切です。
地域のイベントや行事のスケジュールは、各自治体の広報や、公共施設の育児支援行事などをインターネットなどでチェックしてみましょう。

お互いの家族を知ることで安心感が生まれますし、自然と地域の子どもを見守っていこうという関係性を築くことができます。
子ども同士が仲良くなれることに加え、親同士も子育ての悩みを相談し合えて、気分転換の場になるかもしれません。

地域と関わるなら地方への子育て移住がおすすめ!

20231218_Kosodate-Sobetsu-4.jpg

子どもをのびのびとした環境で育てたい、地域社会に触れさせたいなどの思いから、最近「子育て移住」を検討する方が増えています。

また、それを歓迎し、支援制度が整っている地域も増えています。

では早速、子育て移住の具体的なメリット・デメリットを見ていきましょう。

子育て移住のメリット

地方への子育て移住を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

メリット①地域の目があるので安心

都会のように人が多く、周囲にどんな人がいるかわからない環境では、交流が生まれにくく、不安になることもあるでしょう。

しかし、人が少ない地方のまちだと、どんな人が住んでいるか把握しやすいため、安心して子育てができます。

また、田舎だと比較的ご近所付き合いなどの交流が盛んで、子どもを地域で見守る体制ができているケースもあり、地域の人の目が行き届きやすいメリットがあります。

メリット②コミュニケーション能力が高まる

都会では外で遊ぶのが難しい場合も多いですが、自然が多い地域で暮らしていると、外遊びをする機会も増えます。

同年代の子ども同士で虫取りや鬼ごっこ、かくれんぼなどをするなど、のびのび遊ぶことができれば、自然にコミュニケーション能力も高まっていきます。

さまざまな交流を通して、交友関係を築く能力が育まれるため、大人になって社会に出ても役に立つでしょう。

メリット③自然が多く、のびのび子育てができる

地域にもよりますが、地方には自然豊かなところが多いです。
山、川、海、野原など、さまざまな場所で自然と触れ合いながら思いっきり遊ぶことができれば、心身ともに元気に成長することでしょう。

自然が多く、農業や漁業などが盛んな地域なら、新鮮な食材を手に入れやすいのも魅力。
食育の面でもおすすめです。

幼稚園や学校などで農産物の収穫体験ができる場合もあります。
自分たちで収穫したお米や野菜などを実際に食べることで、食べものを育てる大変さや喜びを知ることができます。

メリット④住居費を抑えられる

地方なら都会よりも広い家を安く借りられる傾向にあります。

また、土地代も安いので、一戸建てを建てたい方も費用を抑えられます。

住居費を抑えた分は子どもの教育費などに回せるのが嬉しいポイント。

また、広い家に住めたら家族一人ひとりの部屋が持てたりもするので、ストレスなく暮らすことができます。

メリット⑤待機児童問題が少ない

地方なら人口が少ない土地が多いので、待機児童問題に直面するケースも少なくなるでしょう。

子どもの預け先がなくて働くのが難しい...といったことがなくなり、安心して仕事に行けるのは大きなメリットです。

子育て移住のデメリット

子育て移住のデメリットについてもご紹介します。
メリット・デメリットの両方を把握して、検討してみましょう。

デメリット①学校や塾が少ない

地域によっては人が少ないため学校も限られるケースがあり、学校が遠くなったりする可能性も。
また、塾などが少なく、遠方の塾へ通うことになるかもしれません。

移住する場合は事前に学校などを調査しておくと安心です。
また、塾が遠い場合はオンライン塾などもあるので、活用するのも良いでしょう。

デメリット②商業施設・文化施設・医療機関が少ない

地方は、その地域にもよりますが、大規模な商業施設や娯楽施設が少ない地域もあります。
そのため、気軽に買い物や食事ができる場所が限られる可能性があります。
また、美術館・博物館などの文化施設が少ないこともあります。

しかし、その地域に根差したスーパーやレストラン、文化施設などがある地域もあります。
その地域ならではの魅力を発見してみるのも、移住を楽しむポイントです。

また、地域によっては病院が少なかったり、大きな医療機関がなかったりすることもあります。
心配な方は医療機関が近い場所に住むのが良いでしょう。

デメリット③車が必要なことが多い

その地域にもよりますが、田舎になると交通機関が少なく、通勤・通学や買い物などの外出に車が必要になってきます。
電車やバスがあっても、1日に来る回数が少ないということも考えられます。

移住する地域の交通機関を調査しておき、必要であれば車の準備や運転免許の取得をしておくと安心です。


地方移住について、さらに詳しくは「地方移住のメリット・デメリットとは?」もご参考ください!

移住して地域で子どもを育てるなら壮瞥町へ

20231218_Kosodate-Sobetsu-3.jpg

子育て移住なら、北海道の有珠郡(うすぐん)にある壮瞥町がおすすめです!

美しい洞爺湖が眺められ、北海道らしい大自然を感じられる魅力あふれる地域です。
後ほどご紹介しますが、子育て支援が充実しているため、親も子どもものびのびと楽しく生活ができます。

また、農業も盛んなので、食育に力を入れたい方にもおすすめ。
新鮮なお米、野菜、フルーツなどが手に入ります。

壮瞥町は地価や家賃が安いので、移住しやすい点もメリットです。

持ち家住宅取得奨励金や、住宅リフォーム・住環境整備支援など住居に関する支援も充実しており、空き家バンクでは空き家物件情報をご紹介しているので、スムーズに物件を探せます。

続いて、充実した子育て支援についてもご紹介します!

子育ての不安を軽減できる「そうべつ子どもセンター」

壮瞥町には、認定こども園、子育て支援センター、児童館・児童クラブの3つの機能を持っている子育て総合施設「そうべつ子どもセンター」があります。

認定こども園「そうべつ保育所」では、保護者の状況に関わらず未就学児を預かってくれます。

「子育て支援センターげんき」では、子育て支援サークルがあり、育児相談も可能です。
子育て仲間もできるので、地域で子育てをしたい方にぴったりの場所です。

そのほかに、小学校下校後に自由に遊べる「壮瞥町児童館」や、小学校下校後や学校休校日に小学生を預かってもらえる「そうべつ児童クラブ」もあります。
子育てをしながら仕事をする中で、預け先がないという悩みから解放されます。

子どもへの充実の「補助制度」

壮瞥町では高校生までの医療費を全額助成する医療費補助制度など、子どもを対象にした補助が充実。
また、高校・大学などの学生を対象にした通学定期補助もあるので、遠い学校に通学する場合も安心できます。

さらに、新生児と小・中・高等学校に就学する子どもにお祝いの気持ちを込めて祝金と商品券を贈呈する、子育て応援祝金事業もあります。

そのほかにも、チャイルドシートの無料貸し出し、生まれた子どもに絵本をプレゼントしてくれるブックスタート事業、オムツによってゴミが多くなる0〜2歳児の子どもがいる家庭にゴミ袋を配布してくれる事業など、きめ細やかなサポートもあります。

詳しくは、壮瞥町の子育て支援体制をあわせてご覧ください!

子どもの社会性が高まるのが地域で子どもを育てるとメリット

近年、子育てを家族や親族間ですることが増えており、育児不安が高まっていますが、地域で子どもを育てると、人との関わりが増えて子どもの社会性が高まります。

また、新しい価値観や多様性を学べる機会が増えたりするのもメリットです。

地域と関わりながら子育てをするなら、子育て移住をぜひご検討ください!
地域とつながりながら自然の中でのびのびと子育てができたり、住居費が抑えられたりするなどのメリットがあります。

移住して地域で子育てをしたいなら、北海道有珠郡にある壮瞥町がおすすめです。
子育て総合施設「そうべつ子どもセンター」や、子育てに関する補助制度も充実しています。


壮瞥町では子育て移住をサポートします!
興味がある方は、お気軽にお問い合わせください!

【お問い合わせ先】

壮瞥町役場企画財政課企画広報係

お問い合わせ入力フォームこちらから

電話:0142-66-2123
メール:kikaku@town.sobetsu.lg.jp

壮瞥町はどんな町?

北海道の中央南西部、札幌市や新千歳空港から2時間圏内に位置し、2008年の「北海道洞爺湖サミット」で脚光を浴びた風光明媚な洞爺湖の東側に位置する町です。
年間150万人以上の観光客で賑わう国の天然記念物・昭和新山などの貴重な地質遺産が存在し、世界ジオパークに登録された洞爺湖・有珠山エリアにある人口2,500人ほどの小さなまちです。
北海道内では比較的温暖な気候から、リンゴ・サクランボなどの果樹、トマト・とうもろこし・アスパラガスなどの野菜、米などの多種多様な農産物が栽培されています。
また、昭和新山や有珠山などの火山の恵みである温泉施設も町内に点在しています。
壮瞥町について、もっと知りたい方は「まちの紹介」ページをチェックしてください!

関連記事
TOP