そうべつ手帖

移住とは?都会と田舎の生活は何が違う?

こんにちは。北海道壮瞥(そうべつ)町です。

皆さんは、現在住んでいる環境を変えたい!と思ったことはありますか?
近年、ライフスタイルやワークスタイルの変化によって、幅広い世代で離れた地へ「移住」する人たちが増えています。
住み慣れた地域から移り住むには人それぞれ、さまざまな理由があるでしょう。

単なる「引っ越し」とは異なる「移住」。
主にどのようなパターンがあり、どのような理由が「移住」の原動力となっているのでしょうか。
少しでも「移住」に興味のある方必見!「移住」についてその入口を覗いてみましょう。

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移住とは?引っ越しとどう違う?

そもそも「移住」の意味とは何でしょうか。

「移住」とは、その漢字の通り「移り住む」こと。
しかし、「引っ越し」も「移り住む」という点では同様に思えますね。

どこまでが「引っ越し」でどこからが移住なのか...
距離で決まるのでしょうか?理由が明確であれば移住でしょうか?

明確な線引きは難しいですが、決定的な違いは「仕事や職場を変えてまで引っ越している」という点でしょう。

そこには「今いる自分の環境とは大きく異なる環境へ身を置きたい」「まったく知らない土地で一からやってみたい」という大きな2つの目的が見え隠れしています。
「移る目的」と「住みたい土地」の2点、少なくともどちらか1点が明確である場合に「移住」を決意する人が多いのです。

今すぐ具体的な例を確認したい方は、壮瞥町へ移住した方のお話、またお仕事や暮らしはどうしてたのかなど、壮瞥の移住ウェブサイト内の「移住者の声」を参考にしてください!

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移住には3種類ある!それぞれの特徴と違いとは?

移住には、大きく分けて3種類のパターンがあります。

●Iターン

「Iターン」とは、主に大都市圏から住んだことのない地方都市や田舎へ移住するパターンです。
近年、単身から家族連れ、老夫婦など、幅広い年齢層の人たちがIターンしています。

●Uターン

「Uターン」とは、以前住んでいた田舎や地方都市に大都市圏から再び戻る移住パターンです。
主に進学や就職で生まれ育った土地から一度出て、また育った土地で仕事や子育て、地域貢献をしたいとの思いで戻ることが多いようです。

●Jターン

生まれ育った故郷から大学や就職などで都会に移住した後、故郷にほど近い地方都市に移住することです。

IターンとUターンの大きな違いは「以前住んでいたことがあるか」です。

Uターンは以前住んでいた土地に戻るので、土地勘があるし友人や親戚がいる場合が多いので、精神的に余裕をもって移住できる場合が多いです。

IターンはUターンと違って、移り住む土地に土地勘はありません。知り合いもいない、もしくは少ないことが大半です。
そのため、Iターンのほうが大きな決断となるでしょう。

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人々が都会から田舎へ移住をする理由とは?

移住には「移る目的」と「移りたい土地」の2つの要素があります。
その一方、もしくは両方が「移住」を決行する理由となっています。

移住を決める理由についてと、都会から田舎へ移住する魅力についてもお話しますね。

移住への決意に多い理由

移住を決意する理由は十人十色です。理由としては、以下のようなものがあります。

・長年の夢であった自給自足をしてみたい
・大自然の中でのびのび子育てしたい
・農業をやってみたい
・地域おこしをしたい
・定年後のスローライフを満喫したい
・自分の生き方を見つめなおしたい

上に挙げたのは一例ですが、自分の心や周りの状況が変化すると移住してみたいと願うようです。

また、ここに住んでみたい!と、その土地での生活に憧れて移住するケースもよく聞きます。

住みたい土地も千差万別ですが、例として挙げると「一年中温暖な地域」など気候の魅力がある土地、「釣りやサーフィンなどの海遊びがすぐにできる地域」など趣味が活かせる土地、「農業や漁業が盛ん」など転職の魅力がある土地、「子供がのびのび遊べて空気がきれいな自然豊かな山地」など子育ての魅力がある土地、というようなキッカケになることが多いです。

場所は目的をともなう場合が多いですが、「観光で訪れて気に入った」など、単にその土地が気に入ったという場合も少なくないようですよ。

壮瞥町でも、
・道内においても、比較的温暖な気候であること
・世界有数の観光地でもある洞爺湖を見ながら暮らしたい
・雇用型就農を推進しており、農業に関わりやすい
・農業に関わりたい方には農業研修シェアハウスも整備したため、新生活スタートしやすい
などをキッカケとして移住を決意された方々もいます。

都会から田舎へ移住する魅力

都会は便利な反面、通勤ラッシュなどの交通網のストレス、空気が良くない、物価や家賃が高いなどのデメリットもあります。
そのような都会ならではのストレスから静かな田舎で暮らしたいと考える方もいますが、一方で上記でも挙げたような田舎生活に憧れて...というケースも多いです。

自然の中での生活は癒やしの効果も高く、空気もきれいで体も動かす機会が増えるため、健康で丈夫な体づくりにつながります。
物価が安いため、広い土地に理想のデザインのマイホームを建てられるのも魅力!
庭の畑で自給自足をし、食卓を豊かにする暮らしを夢描く方も多数です。

四季を感じながら過ごすゆっくりとした時間は、心も豊かにしてくれます。

ちなみに壮瞥町にも、都会から移住してくる方が多くいらっしゃいます。
都会に比べれば交通や買い物の便が良くないですが、それを楽しむくらいの気持ちで生活されていますよ。
都会の便利さがなくても、好きなことをして好きな土地で暮らしたいという気持ちが強いようにも感じられます。

バスが1日10本程度しかなくても、町には代替えとなるコミュニティタクシー(乗合いタクシー)があるから問題ない、という意見も。
登録すると町民は1回100円(※条件あり)で利用できるので、引っ越したばかりで車が無いときには買い物など大変便利です。

田舎ならではの交通網の不便さなどデメリットもありますが、今の時代インターネットも発達してネットショッピングなどもあるため、日常生活に困ることは少ないでしょう。

壮瞥町の「移住者の声」もぜひ参考にしてみてくださいね。

【まとめ】十人十色な移住パターン

「移住」とは「移り住む」こと。

「移住の目的」と「移住したい土地」の一方または両方がそろって、仕事や職場を変えても引っ越しをするという場合を移住と呼びます。

生まれ育った土地(主に大都市)から地方都市や田舎へ移住する「Iターン」と、生まれ育った土地から一度都市部へ出て、再び育った土地へ戻ってくる「Uターン」の2パターンが主流です。

移住の目的は十人十色。移住したい土地も千差万別です。
住環境や生活環境が変わるので、移住には大きなパワーが必要ですが、不便も楽しむくらいの強い希望があれば大丈夫!

ライフスタイルやワークスタイルによって移住場所を選び、自分にとってのいい環境を作っていくのが理想の移住かもしれません。

そのために、移住前には移り住みたい土地を調べ、試しに訪れたり短期滞在してみるのもいいでしょう。
近年は、各行政で移住のサポートをおこなっているところも増えています。
その情報も上手く活用し、移住先を決められるといいですね。

北海道壮瞥町では、さまざまな移住に対するサポートもおこなっています。
移住に興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

【お問い合わせ先】

壮瞥町役場企画財政課企画広報係 「移住・定住相談窓口」

電話:0142-66-2121
メール:kikaku@town.sobetsu.lg.jp
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壮瞥町はどんな町?

北海道の中央南西部、札幌市や新千歳空港から2時間圏内に位置し、2008年の「北海道洞爺湖サミット」で脚光を浴びた風光明媚な洞爺湖の東側に位置する町です。
年間150万人以上の観光客で賑わう国の天然記念物・昭和新山などの貴重な地質遺産が存在し、世界ジオパークに登録された洞爺湖・有珠山エリアにある人口2,500人ほどの小さなまちです。
北海道内では比較的温暖な気候から、リンゴ・サクランボなどの果樹、トマト・とうもろこし・アスパラガスなどの野菜、米などの多種多様な農産物が栽培されています。
また、昭和新山や有珠山などの火山の恵みである温泉施設も町内に点在しています。
壮瞥町について、もっと知りたい方は「まちの紹介」ページをチェックしてください!

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