健康づくり講演会開催

2月13日(木)、地域交流センター山美湖にて令和元年度健康づくり講演会が開催され、約130名の方が参加され ました。
今年は、自殺予防対策の一環として、札幌医科大学 神経精神医学講座 主任教授 河西千秋医師を講師に招き、「睡眠と健康」と題した講演が行われました。
睡眠障害を抱えている方は、からだとこころも不調になり、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の発 症リスクが高まったり、『うつ病』を発症する危険性が 2倍になるそうです。うつ病の怖いところは、自殺が唯 一の解決策だと思い込んでしまう傾向があるところです。
『うつ病』は脳の病気であり適切な治療が必要です。 もし、あなたの周りに睡眠障害で悩んでいる方がいましたら、こころとからだの病気に発展しないよう、声をかけたり、専門医に相談してみるよう勧めてみましょう。
講演の最後には、良い眠りを得るためのコツについて、寝室の環境では光や音を抑えたり、昼寝をするなら15時までに20〜30分程度に抑える等、いくつか紹介がありました。睡眠の質を良くし、元気な日常生活を送りましょう。