【壮瞥町ゼロカーボンシティ宣言】を表明しました

ゼロカーボンシティ宣言とは
地球温暖化対策の推進に関する法律では、都道府県及び市町村は、その区域の自然的社会的条件に応じて、温室効果ガスの排出の削減等のための総合的かつ計画的な施策を策定し、及び実施するように努めるものとされています。
「ゼロカーボンシティ」とは「2050年にCO2(二酸化炭素)を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らがまたは地方自治体として公表された地方自治体です。
近年、地球温暖化が一因とみられる気象変動の影響によって、世界各地で甚大な気象災害が頻発・激甚化し、国内においても、これまで経験したことのない集中豪雨や台風等、私たちの日常における安全・安心な生活が脅かされる事態に直面しています。
この地球温暖化には、世界規模での対策が求められており、我が国においても2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルの実現を掲げ、国を挙げて脱炭素社会の取組を進めています。
壮瞥町を東西に流れる長流川(おさるがわ)の水系には、古くから水力発電所が整備され、電力供給の一翼を担い、また、地熱(温泉水)を活用した施設園芸野菜の生産をはじめ、療養施設などでの二次、三次利用などエネルギーの有効かつ効率的な活用などに取り組んでいるところです。
こうした取組とともに、未来に向けた持続可能な地域の創生を目指し、省エネルギーの実践、地域資源をさらに生かした再生可能エネルギーの導入、豊かな森林づくりによる二酸化炭素の吸収源対策など、積極的な脱炭素対策を図っていく必要があります。
先人から受け継がれた豊かな自然環境を次世代へと引き継いでいくため、町民の皆様や事業者の皆様と一体となって、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロの実現を目指して、壮瞥町は「ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。