そうべつ手帖

壮瞥町親子キャンプを開催しました!!

こんにちわ!!

壮瞥町地域おこし協力隊の"ナガトモ"です。

今日は去年の冬から計画して今年の夏についに開催まで至った

「壮瞥町親子キャンプ」について報告したいと思います。

まずご報告の前に


壮瞥町親子キャンプとは??

これは壮瞥町地域おこし協力隊主催で行われました。

都会に住む親子に壮瞥町へ来てもらい親子で自然体験や環境教育を体験してもらい壮瞥町の本当の魅力を体験してもらうという企画です。


壮瞥町親子キャンプをなぜ行うのか?

先日壮瞥町の移住ページインタビュー記事にも掲載しましたのでそちらもご覧ください。

kaya.nagatomo.2018.8.29.png

私が壮瞥町に移住するにあたり、そこへは沢山の思いがありました。

その中でも私の思いを大きく突き動かしたのが

「都会の子どもたちに北海道の大自然で自然体験をさせたい!!」

という思いでした。

インタビュー記事にも書きましたが、今を生きる子どもたちにとって最も必要な力はなんだろう??

と、我が子も照らしながら出産後ずっと考えていました。そこで私がたどり着いたのが

「生きる力を育む」ということだったのです。

その力を育てるには、親が手となり足となり言葉で説明しても伝わりません。

自然の中で、自然の力を五感で感じながら感性を育てていくことが一番だと感じました。

そこで、私が選んだのが壮瞥町での自然体験だったのです。


壮瞥町の魅力が何かというと・・・

壮瞥町は自然体験にもってこいの自然のデパートのような場所。

壮瞥町には、山あり、湖あり、沼も川も、近くには海もある。果物や野菜などの農産物も豊富。野生動物がいたるところで顔を出し本当に自然豊かな場所です。

遊びきれないほどの自然体験が車で30分圏内に溢れています。

私が移住してから1年近く経ちましたが、あっという間に1年が経ち、やりたい自然体験がいくつもありましたが未だできていないことが沢山あります。

横浜在住の頃は朝の4時に起きて高速が混まないうちに自然を求めて移動し、帰りは大渋滞の中家まで帰宅するハードな日程で、何のために行っているのか分からなくて・・・

そんな経験があったからこそ、この壮瞥町の恵まれた環境に私は魅力を感じているのです。

その魅力を伝えるために実施したのが・・・この壮瞥町親子キャンプです。

東京・横浜より、5家族が飛行機に乗って北海道へ初上陸です!!

oyako.camp.2018.7.26_1.jpg

壮瞥町親子キャンプの内容は・・・?

日程は7月26日から30日までの4泊5日です。

繁忙期の飛行機は高いので、早割が出る2月下旬に募集、3月初旬にチケットを購入し、相場の1/3の価格で航空券を手配しました。

なぜキャンプにしたか??

については、できる限り自然に近い距離で体験をしてもらいたいという思いと、町内施設の有効利用を目的としていたからです。

壮瞥町にもリゾートホテルがありまして、そこではリッチな体験もできますが、それならわざわざ私が間に入って町内を案内しなくても、皆さんいつでも自由に来れますよね!!

壮瞥町にはこんな恵まれた施設があって、そして安い!!目の前には大自然が広がり観光目的では体験できない経験がそこには待っている!!

それが親子キャンプの魅力だと感じ、敢えて観光客が集まる場所は今回プランには入れませんでした。

宿泊場所については

5日間の2泊は冬にオロフレスキー場として運営している

オロフレホットピアザ

oyako.camp.2018.7.26_4.jpg

もう2泊は「森と木の里センター」です。

oyako.camp.2018.7.26_7.jpg

この2つの施設は町営の施設でキャンプ場として利用することができます。


親子キャンプでの体験プログラムは?

親子キャンプのプログラムで大切にしたことは環境教育でした。

壮瞥町内で環境教育を実施している いきものいんくの加藤さん に講師を依頼し、

洞爺湖をテーマとした環境教育

oyako.camp.2018.7.26_6.jpg

四十三山をテーマにした環境教育を二日間に渡り開催していただきました。

oyako.camp.2018.7.26_9.jpg

もう一つ実施したのは星の観測会です。森と木の里センターはキャンプ場と星の観測ができるドームが併設されています。

7月30日前後は火星が大接近するということで、自分の目でこの美しい空を感じて欲しかったという思いがありました。

星の観測会は壮瞥町の星のおじさまことトッシーさんが参加者へ星について色々とご指導してくれたり、水ロケットを見せてくれたりしました。

oyako.camp.2018.7.26_8.jpg

今回はこの2つの大きなイベントを元に親子キャンプの企画を立てました。

参加者の皆さんは、猛暑である関東を離れ北海道の空気へ触れた途端

「北海道の空気涼しい!美味しい!!」ととっても喜んでいました。

子どもたちも北海道へ来てまず思ったのが

「空が広い!」

「空気が美味しい!」

ということだったそうです。


壮瞥町の魅力は「人」

今回のキャンプで参加者の皆さんに伝えたかったのはこの自然の素晴らしさと、ここに住む方々の魅力でした。

私が移住して感じたことは自然体験の宝庫であることと、壮瞥町に住む皆さんのあたたかさでした。

この人々に支えられ、私は今ここで幸せに住むことが出来ています。

人にもまれて、人と距離をとりながら生活する都会での日常とは反して、人と人との結びの連続の日々がここでは起きている、

しかもそれが幸福度を上げるきっかけになっているのです。

そんな壮瞥町の方々との交流イベントをお手伝いして頂いたのが壮瞥町のブランドアイデンティティ「そうきたか!そうべつ」のひろめ隊の皆さんでした。

ひろめ隊のメンバーの方が一緒に夕食つくりをし、その後子どもたちと遊んでくれたり、お母さんたちとお話してくれたり一緒に時間を過ごしました。

oyako.camp.2018.7.26_10.jpg

さらに!!この壮瞥町滞在中に結婚記念日を迎えるご夫婦にサプライズまで!初対面でありながら歓迎ムードをつくってくれて参加者一同感動に包まれたのです。

壮瞥町の町長も参加者の皆さんを町長室に招き歓迎の言葉を皆さんにかけてくれました。

大都会の中で過ごしていると、まず体験することは出来ないことだと思います。

ここでは書ききれない沢山の体験をこの5日間ともに過ごした参加者の皆さんですが、このキャンプを終えて、皆さんが壮瞥町宛にお便りをくれました。

そのお手紙の中に入っていた小学1年生の女の子が書いてくれた北海道での体験絵日記をコチラで紹介させていただきます。

oyako.camp.letter2018.8.30.jpg

その他にも、壮瞥町での自然体験は旅行では体験できないとても貴重な体験だったという感想や、自然も魅力的だったけど壮瞥町の「人」の温かさに感動したという感想も皆さんから頂きました。


最後に

今回企画したこの親子キャンプですが、このような体験をきっかけに

「また壮瞥町に行きたい」と思っていただけたら私も嬉しく思いますし、開催は大変ですがそこを乗り越えて続けていくことで、壮瞥町のファンが増えていけばよいなと感じています。

1度や2度では味わい尽くせない体験を、何度も重ねて、移住まで行かなくても、第二の故郷のような思いで、この壮瞥町と繋がっていてくれたらと思っています。

今回は観光とキャンプのいいとこ取りという感じの行程でしたが、来年はもう少し「防災教育」を意識したプログラムで構成したいな・・・と私自身胸を大きく膨らませています。

ここでは書きつくせませんでしたが、このキャンプに関わってくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

「ありがとうございました」

今後も壮瞥町の魅力を伝えて行きたいと思います。

関連記事
TOP