そうべつ手帖

そうべつ町暮らし1年

こんにちは!地域おこし協力隊の杉山です。


早いもので、そうべつ町へ移住し1年が経ちました。
予想だにしなかった出来事(実家を上回る田舎への移住)に、"本当の田舎に来てしまったんだな~"と、
長かった都会生活とのギャップ(特に不便さ)に適応できるか...
...そうべつ町暮らしがスタ-トしてから、不安が強まっていきました。


もう、今となっては、大したことではないことばかりですが、

とにかくお店が少ないこと。
町にドラッグストアが1軒も無い。コンビニエンスストアも近くに無い。(車があれば解決しますし、衝動買いも防止できますね!)

夜が暗く、しんとした静けさに慣れず眠れない日々が続いたことも...思い出しました。(今は慣れています)

そして、最大の不安...初めての車の運転!
マイカー通勤は避けることができません。(たった片道8分程の走行でも不安で仕方なかったのです。)

昨年の冬は、厳しい寒さと近年にはない積雪量で、「自然の洗礼」を浴びたり、「冬道運転での怖い思い」をしたりと、今までに体験したことのない出来事も経験しましたが、
いつも周りにいる 町の皆さんや職場・研修先・近隣の方々のお世話になり、あたたかく支えられながら、乗り越えて、元気に1年を過ごすことができました。
そうべつ町での暮らしから、あらためて"人の善さ・人との繋がり"の大切さを感じ、新しいご縁へ感謝の気持ちでいっぱいです。


ここで、そうべつ町に暮らしてみてよかった!(そうべつ町の素晴らしいところ)と思っていることを挙げてみます。
(リピートになっていることが多々ありますが)


自然が豊かで、自然の恵みもたくさん!

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四季折々の美しい景色や田畑・果樹農家の様子。季節の移ろいを日々、感じることができる。
空気や水、空が、とてもキレイ。美しい自然がそのまま残っており、豊かな自然の恵みをいただくことができる。
キタキツネや鹿、タヌキ・アライグマ、(時々熊出没!)などの野生動物にも、日常的に遭遇!


お野菜・フル-ツが格別に美味しく、新鮮な"旬"の食材をいただく毎日!

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丹念に育てられた採れたての農産物や果物。どれもピカピカに輝いていて・格別に美味しく、とっても元気になります。(私は見ているだけで嬉しくなります)
自然や日々頑張られている農家さんへの感謝の気持ちが強まります。
近隣の道の駅や直売所も、それぞれに特徴があり、周辺地域を巡るお買い物も楽しめます。



町民・近隣に住む皆さんが親切で、とても優しく温かい。

行く先々で出会った皆さん(研修先含め)に、本当にいつも優しくしていただいています。
なかなか手に入れることの出来ない食材や北海道でしか味わえないものなど、お裾分けいただいたり。
たくさんの " 自然の恵み "と"温かな人との繋がり"に包まれています。

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お裾分けでいただいた新鮮なべビ-ホタテとズッキ-ニ、大好きな清水農園さんのトマトでサラダ


経験したことの無かった「土に触れる生活」農業に携わっていること

地域おこし協力隊(農業)での活動になりますが、
「醸造用ぶどうの栽培や醸造研修」「有機農家さんや果樹園での研修」を通じ、日常的な野外での仕事。
土や植物や天気と日々向き合い、鋭い観察力で作物を育てあげる 農家さんの凄さを目の当たりにしています。

自然とともに生活する喜び(自然との共生)をダイレクトに感じる毎日が新鮮で、とても健康的な豊かな暮らしだな~と感じています。
野に咲く花や、ひょっこり姿を現すカエルや虫たちに触れる機会も多く、自然に癒されることが多いです。
農業のお仕事に関しては、まだまだ未熟で、課題(勉強不足や体力不足も含め)も多いですが、この機会を大切にし、探究を深めていきたいと思っています。

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また一年を過ごすことで、感じることが変化したり・深まったりしていくかと思います。
そんな変化を楽しみに、そうべつ町での暮らしを充実させていきたいと思います。

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