【北海道】24年ぶり!スーパームーン皆既月食
こんにちは!北海道・壮瞥(そうべつ)町地域おこし協力隊の清水こと"おしみ"です。
2021年5月26日(水)。
この日私は、日本中(世界中?)が注目していた天体ショー
『スーパームーン皆既月食』の撮影に挑戦しました!
・スーパームーン...1年で最も地球に近づいた状態の満月。
・皆既月食...太陽と地球が一直線に並び、満月が地球の影に完全に覆われる現象。
日本で「皆既月食」が見られるのは、2018年7月以来約3年ぶり。
「スーパームーン皆既月食」はなんと24年ぶりだそう!!
みなさんも同じ日に、夜空を眺めていたのではないでしょうか?
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この日、私は18:30頃からスタンバイしていましたが
あいにくの曇り空。。
19:00
「日本で3番目に透明度の高い夜空」にも選ばれたことのある壮瞥町。
月が昇る方角・南東を見ながら「どうか晴れて!」と願います。
19:30
雲が晴れて、ようやく月が顔を出してくれました!
この日の月は低い位置から登りました。
「部分食」で既に欠けています。
19:40
「部分食」から「皆既月食」に変わっていく途中です。
約10分ほどですが、赤さが増しています。
撮影風景です。
事前に「皆既月食」撮影に関するデジカメの設定などを下調べして
電線などがない壮瞥町役場裏の駐車場で撮影を行いました。
(下調べはしていましたが、ほぼデジカメ初心者なので
手描きのノートを見ながら、1人で行う夜空撮影に悪戦苦闘...!)
「皆既月食」で赤く染まる月
20:10
「皆既月食」のはじまり。
先ほどよりも太陽の光は減り、月が赤く染まっています。
「皆既月食」はなぜ赤い?
地球の影に月がすっぽり隠れる為
真っ暗になると思いきや、月は赤く染まっていますよね。
その理由は"太陽光の屈折"にあります。
光の波長が短い「青い光」は地球の大気を通過する時
散らばりやすいのですが(※この為、空は青く見える)
「赤い光」は影響を受けにくい長い光なので月まで届き
うっすら赤く見えるそうです。
20:30
約19分間の「皆既月食」が終わった頃。
色も赤から普段の黄色い月に変化してきました。
20:40
色がすっかり変わりました。
「部分食」もくっきり。
22:00頃まで「部分食」が見られたのですが
あまりの寒さに、私は21:00過ぎに撮影終了。
23:00
普段目にする満月の姿に。
さすがスーパームーン!
とても明るくて月模様までは写せませんでした。
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いかがでしたか?
24年ぶりの「スーパームーン皆既月食」。
雰囲気を少しでも感じていただけたら
約2時間半、強風の中撮影した甲斐があります!笑
私自身、これだけ長く月を見ていたのは初めてのことでした。
一直線に並んだ太陽と地球と月。
頭で分かっていても、目の前で繰り広げられる
特別な天体ショーはやはり不思議なものでした。
次「スーパームーン皆既月食」が日本で見られるのは、
2033年の10月頃だそうです!
壮瞥町から見える夜空の様子は
引き続きこちらでもお伝えしたいと思います。