【冬のおうち時間】北欧フィンランドのヒンメリ作り
こんにちは。北海道壮瞥(そうべつ)町地域おこし協力隊"おしみ"こと、清水です。
地域おこし協力隊に着任して2度目の冬を迎え
お正月は実家に帰らず、おうち時間を満喫していました。
今年の冬、私がハマったのが『ヒンメリ』。
『ヒンメリ』って何?
乾燥した麦わらを糸でつないで作った、北欧フィンランドの伝統的なモビール。
冬至祭で飾られていたものが、クリスマスのオーナメントとしても用いられるようになり
現在、季節問わず飾ることのできるインテリアとして人気があります。
ヒンメリはスウェーデン語で「天」を表す「himmel」が語源になっていて
別名「光のモビール」とも呼ばれています。
以前、同じ協力隊の中岡さんが開催している「そうべつ喫茶キートス」で
2回程作ったことがあり(※その時はストローで作成)前から気になっていて
お正月の連休前にヒンメリ用の麦わらを購入して準備をしていました。
ヒンメリ用の麦わらは、オンラインサイトで簡単に手に入ります。
(自分で藁から作るには下処理などの手間が掛かるそうです...)
麦わらは力加減で簡単に割れたり、裂けたりしてしまいます。
なので、はじめてヒンメリを作る方やお子さんには
まず百円均一で購入できる紙ストローで作るのがおすすめです。
(しっかりしていて、糸も通しやすく作りやすいです。)
では、早速作っていきます。
麦わらを作りたい形のサイズにカットします。
基本の正八面体を作ります。
正八面体を作るには、同じサイズの麦わらが12本必要になります。
(※サイズ違いの正八面体を繋げた作品を作る為
3種類の長さでカットしています。)
カットした麦わらで三角を作って繋げる
麦わらで三角を作って糸で繋げて(結んで)いくと立体が出来上がり
これが基本の正八面体になります。
詳しい作り方は、本やネット動画にも載っていますよ!
(私はそうべつの図書室でヒンメリの本を借りました。)
サイズ違いの正八面体を8個作ります。
大きな正八面体の中に小さい正八面体を入れて
あとはバランスよく吊り下げていきます。
基本の正八面体だけでちょっと豪華なヒンメリに。
(※正八面体だけで出来上がったのは、左から2つ目のものです。)
一見難しそうですが、単純作業の繰り返しが多いので
細かい作業が好きな人はすぐに慣れると思います。
麦わらは軽いので、ほんの少しの風で揺れて、回ります。
ヒンメリそのものだけじゃなく、その影もいいんですよね。
そんな2つを眺めながら、コーヒーを飲めば、簡単に北欧気分が味わえます。
今の時期、外でしか楽しめないアクティビティも沢山ありますが
おうちでゆっくり過ごしたい方に
ヒンメリ作りはとてもおすすめです。
長い北海道の冬。
頑張って大作も作っていこうと思います。