【北海道発祥!】目で見て楽しいカントリーサイン
こんにちは!壮瞥(そうべつ)町地域おこし協力隊の前橋です。
早速ですが、「カントリーサイン」って知ってますか?言葉としては知らなくても、見たことがある!という方はたくさんいるかもしれません。北海道内を車で走っていると、市町村の境界で必ずみかけるこれのこと。
実は、「カントリーサイン」とはもともと北海道独自の呼び名だそうです。最近は全国でこの呼び名が使われるようになったようですが、こうやって統一されたデザインがすべての市町村で使われているのは北海道内だけだとか。北海道開発局が、「親しみと潤いのある道路環境づくりをめざして平成2年から道東の観光拠点を巡るR38、R39、R237、R391 をモデル路線として31 市町村で」整備をはじめ「平成5年には国道が通過する196 市町村で整備を完了」させたそうです。「以後、地方道でも整備が進められていて、現在では利尻、礼文等の離島を含め、北海道179市町村全てに設置されているそうです。(北海道開発局webサイトより引用)
本州でもカントリーサインを見ることはできますが、市町村の名所や特産品のイラストと市町村名を合わせてデザインを統一している都道府県はあまりないようです。北海道に住み始めてから車で長距離移動をする機会が増えましたが、車で走っている時にこのカントリーサインを見かけると「こんな特産品があるんだ!」と新たな発見ができて、とても面白いです。
そんなカントリーサインの中からいくつか紹介してみたいと思います。
何度かドライブ中に見かけたことのある、長万部町のカントリーサイン。カニの楽しそうな表情がなんともいえません。かにめし、食べたくなりますね。
数あるカントリーサインの中でも、文字がはいっているサインは数点しかありません。その中でもこの白老町のサインは、余白が多く、色の組み合わせも爽やかで他と並んでいても目をひくデザインです。白老町には何度も訪れているのにこのサインを見かけたことがないので、今度探してみたいと思います。
そして、最後にご紹介するのは壮瞥町のカントリーサイン。昭和新山と果物が描かれています。壮瞥町で生産されている果物の種類はたくさんありますが、サインに描かれているのはりんごとぶどう。どちらも、くだもの狩りで大人気の果物です。噴気をあげ続ける昭和新山も描かれていて、まさに壮瞥町を象徴するカントリーサインだなと思います。
北海道に住み始めるまで、このカントリーサインが北海道発祥だとは知りませんでした。いつか、全てのカントリーサインを見に行ってみたいと思います。