そうべつ手帖

洞爺湖の眺め

こんにちは。
壮瞥町地域おこし協力隊の今井です。

神奈川県から移住して5ヶ月が経とうとしています。
洞爺湖の姿に魅せられて移住したこともあり、秋、冬の洞爺湖の風景をしっかり堪能してきました。

そこで、主観ベースではありますが、洞爺湖の素晴らしさについて、語りたいと思います。

日本で3番目の大きさのカルデラ湖

洞爺湖は屈斜路湖、支笏湖に次いで日本で三番目の大きさのカルデラ湖で、湖の中央に「中島」が浮かんでいます。
場所にもよりますが、湖畔からは有珠山、昭和新山や羊蹄山を中心とした山々を眺めることができ、中島を含めた洞爺湖そのものと、周りの山々との景色の共演が楽しめます。(写真は春の壮瞥公園)

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「季節」と「風」と「陽当たり」で決まる洞爺湖の見え方

洞爺湖の見え方を決める要素は様々ですが、大きく「季節」と「風」と「陽当たり」で、その光景が変わってきます。

「季節」

季節によって、中島と背景の木々の見え方が異なり、暖かい季節には木が生い茂り、寒い季節には木から葉が落ちて、山肌が見えます。
紅葉の季節には、山の上の方から紅葉が始まり、徐々に下に向かって紅葉が進んでいきます。梅の紅葉もきれいです。(写真は秋の壮瞥公園)

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紅葉の終わりも山の上からで、徐々に葉が落ちて寂しい姿に変貌を遂げていきます。
雪が降ると、山肌は白く色づき、葉の落ちた木の茶色と、雪の白のコントラストでパキッとした風景に。(写真は冬の壮瞥公園)

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また、寒い日が続くと、不凍湖(冬に凍らない湖)である洞爺湖も、陸地に近い場所では、氷が張るところもあり、しぶき氷も見られます。

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「風」

風の有無は、湖面の見え方に大きな影響を与えます。
風が強いと、海のように荒々しい洞爺湖が姿を見せます。

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一方で、風がないと、ボリビアのウユニ塩湖のように地上の景色が湖面に映り込み、とても幻想的な光景になります。
空や中島、有珠山をはじめとして山々が映り込むその姿は、神秘的です。

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「陽当たり」

中島や周りの山々、湖面に対する陽当たりの状況で見える風景が違ってきます。
雲の間から日が差していると、幻想的な光景に見えます。

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眺める場所でも大きく印象が違います

洞爺湖の西から中島方面を見ると、東から登る朝日が綺麗に、東から中島方面を見ると、西日が綺麗に見えます。

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また、湖畔からではなく、高いところから見ると、見え方が変わってきます。
スノーシューを履いて、オロフレの小高い場所から眺めた景色ですが、中島が山々に溶け込むように見えて、美しい景色でした。

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意外なところで、ルスツスキー場からも洞爺湖を見ることができます。
この日の景色は、大パノラマに浮かび上がる湖が幻想的。

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これからの季節

秋と冬だけで、こんなにも様々な表情を見せる洞爺湖の眺め。
これから春、夏と季節は移り変わっていきますが、その移り変わりも含めて、どのようなスペシャルな光景が見えるか、今から楽しみです♪

みなさんの知るおすすめの「洞爺湖の眺め」があれば、是非、教えてください!

また、私のように「洞爺湖に魅せられて」など、壮瞥(そうべつ)町への移住をご検討中の方、興味はあるけどどう進めていいかわからないといったお悩みをお持ちの方は、移住定住窓口にお気軽にご相談ください!!

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