【洞爺湖・絶景】冬の壮瞥公園
こんにちは!壮瞥(そうべつ)町地域おこし協力隊の前橋です。
春だけでなく、冬の景色も素敵な壮瞥公園
梅の名所として知られている壮瞥公園は、洞爺湖周辺屈指のビューポイントでもあります。洞爺湖や有珠山、昭和新山はもちろんのこと、天気がよければ羊蹄山や昆布岳なども見ることができます。私もよく仕事終わりに洞爺湖を眺めたくなったときに行くスポットです。
冬にこの景色を見るなら、南側斜面散策路から
冬の間、湖畔沿いの道から壮瞥公園へと上がる道路は車両通行止め。景色を眺めたくなっても行けない...と思いきや、実は歩いて登ることができます。今回は、洞爺湖とは反対側、南側斜面の散策路を登って、冬の壮瞥公園を満喫してきました!
この散策路については、過去の移住ブログで説明されています。
滝不動尊から、壮瞥公園へ
車を壮瞥滝の駐車場に停め、まずは滝不動尊へお参り。酉が見守ってくれています。なんで剣がたくさん...?と思っていたのですが、不動明王の「智剣」なのですね。
お参りの後は、散策路へと向かいます。実は、夏の間も何度か登っていたのですが、その時は登りも下りも同じ道を行き来していました。しかし地元の方に伺ったところ、実は登るための道と下るための道が存在するのだとか。その別の道を通らないと、すべての「童子」を見ることができないのだそうです。
すべての「童子」を見るために、まずは登り道への入口探し。いつもは、弘法大師の手前側をのぼっていくのですが、聞いた情報を頼りに奥へ。一瞬道を間違えましたが、無事1つめの「こくうごどうじ」を発見!とおもったのですがどうやら2番目の「ふかうわうどうじ」だったみたいです。1番目は雪の中に埋もれてしまっているのでしょうか?
童子をみつけながら、どんどん斜面を登っていきます。なかなかの急坂でも、鹿たちの足跡がたくさん。
登っている途中で後ろを振り返ると、壮瞥町の街並みがみえました。陽の光に照らされてきらきらと輝いて見えます。雪景色って、晴れていると雪の輝きや白と青のコントラストがとても綺麗ですよね。
30分ほど登って、壮瞥公園に到着!不動明王像が出迎えてくれます。そしてその背後には圧巻の景色!空や湖面の青、梅の木の赤、そして降り積もる雪の白のコントラストがとても美しい。
少し視線を左にずらすと、有珠山や昭和新山も。青空に映えますね。
帰りは登りとは違う下り道を歩いて下山し、壮瞥滝の駐車場方面へ。距離こそ短いものの、傾斜は決して緩やかではないので往復1時間の散歩はいい運動になります。
冬の間しか見ることのできない、洞爺湖を囲む雪景色。車で行くことはできませんが、散策路を使って、ぜひ「冬道散歩」してみてください。散歩する際は長めの靴をお忘れなく。また、斜面が急だったり、いきなり雪が深くなっていたりもするので、歩く際は十分お気をつけください。