そうべつ手帖

そうべつ町民2年生になりました

こんにちは!壮瞥(そうべつ)町地域おこし協力隊の前橋です。

2022年8月1日で、壮瞥町に引っ越して丸1年を迎えました。「地域おこし協力隊、最初の半年」というブログを書いてから更にもう半年が経ちました。

思い返すと、あっという間の1年。そんな1年を「そうべつで暮らす」という視点で振り返ってみたいと思います。

憧れの昭和新山への登山

小学生の時からその姿に魅了されている昭和新山。そのお山のふもとに住み、毎日山を眺められる生活を送ることができるとは思ってもいませんでした。遠くから見ても、近くから見ても、登ってみてもかっこいい昭和新山。

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この写真は、2022年4月に許可を得て入山した時のものです。上から洞爺湖と壮瞥町滝之町地区を見ると、洞爺湖の方が標高が高いことがよくわかります。「力岩」と呼ばれる固い岩盤で守られているからこそ、成立するそうです。

活動を続けている火山である以上、「かっこいい」「景色が綺麗」なだけではないのも事実です。現在、今年の火山マイスター受験に向けて準備しながら、火山としての側面も学んでいます。いざという時に正しいことを周りの人に伝えられるような「学びと伝えの実践者」になれるよう、しっかりと洞爺湖や有珠火山地域について正しい知識を身につけていきたいと思います。

キャンプや釣り、スノーボードが思いっきり楽しめるそうべつ暮らし

壮瞥町に住んで、外にいる時間が圧倒的に増えました。元々、キャンプや釣り、スノーボードなどは大好きでしたが、関東に住んでいる頃は行けても数ヶ月に1回。しかも、渋滞に巻き込まれたりすることが多く、1つ1つに時間がかかる。半年前のブログでは「雪あそび」についてだけ書きましたが、それ以外にもキャンプや釣りを楽しんでいます。

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今は町内のキャンプ場であればどこでも車で20分ほどで行けるので、気軽に行けるようになりました。なんならキャンプ場から直接出勤もできる...は、まだやったことはありませんが、そのうちやってみようと考えています。初めての雪中キャンプができたのもいい経験です。

釣りは、湖でも海でも楽しみました。初めて洞爺湖でヒメマスを釣った時の感動は忘れられません。綺麗でしたし、とっても美味しかった!刺身で食べると、とても濃厚なのにあっさり食べられるという不思議な感覚。今はもう禁漁期なので、12月にならないと釣ることができませんが、道の駅の直売所サムズなどでは冷凍のヒメマスが販売されています。是非食べてみてください!

町内でお店をはじめました

半年前の記事では、コーヒー屋の活動としてイベントに出店していることを書きました。それから半年、なんとヨツカド商店の実店舗を道の駅そうべつ情報館iの向かいにオープンさせることができました。協力隊が運営するコミュニティスペース、「地域のあそびば ミナミナ」と同じ建物です。協力隊としての勤務場所が「地域のあそびば ミナミナ」になったので、火〜土は常にミナミナかヨツカド商店か、どちらかにいます。気軽に人が集まれる場所を町内につくりたい、というのは壮瞥町に住むことを決めたときから考えていたことなので、それが実現できたことがまずは嬉しいです。

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ヨツカド商店の実店舗をつくるにあたって、どうしてもやりたかったことが「エスプレッソドリンクを出すこと」です。ドリップコーヒーもいいですが、たまには牛乳たっぷりのカフェラテも飲みたい。というわけで、今はカフェラテのみですが、徐々にエスプレッソ系のメニューも充実させていきたいと考えています。

その他にも、壮瞥町産のフルーツをつかったフラッペ(フローズンドリンク)や焼き菓子も販売しています。お店の活動を通して、そうべつならではの「おいしい」を伝えていきたいと考えています。

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当初は、協力隊3年目くらいには実店舗の目処がついていたらいいなと考えていたので、2年目にはいるとほぼ同時にお店を持つことができたことに自分自身驚いています。たくさんの方とのご縁があって創ることができたヨツカド商店と地域のあそびばミナミナ。地域の人や、役場職員の方々のおかげで今の形があります。道の駅という人がたくさん集まる場所の目の前にある施設として、たくさんの人に楽しんでもらい、盛り上げていくことで恩返しをしていきたいと考えています。

食のイベントをやることを次の目標に

新しいことをどんどん始めた1年。できたこともたくさんありますが、できてないなと感じていることもたくさんあります。今までの月日の流れの速さを考えると、残りの2年もきっとあっという間。協力隊として一番やりたいことでもある「食のイベントを実施する」という目標に対してはまだまだだと感じることが多いので、徐々に準備していきたいと思います。

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