【北海道・スノーキャンドル】バケツで雪灯篭作り
こんにちは!北海道壮瞥(そうべつ)町地域おこし協力隊前橋です。
先日、道の駅「そうべつ情報館i」の敷地内で雪灯籠作りを行いました。他の地域の雪まつりで実物を見たり、過去に壮瞥町で行われた「シーニックナイト」の様子を写真でみたりしていて、一度作ってみたかった雪灯籠。
冬の間に開催を予定しているイベントでたくさん飾りたいなあと思っているので、同じ地域おこし協力隊のおしみさんに協力してもらいながら、練習のつもりで作成しました。
今回作ったのは、バケツに雪をつめて作るバケツ雪灯籠。スノーキャンドルとも呼ばれるようです。作り方を改めてご紹介します。
まず、バケツにある程度雪をつめます。この最初につめる雪の量は少ない方が点灯したときに綺麗です。雪がさらさらしているととても崩れやすいので、ぎゅっぎゅっと押し固めるのがポイント。水をかけて少し湿らせるとより固まりやすくなります。
ある程度雪を詰めたら、ペットボトルや瓶などをバケツの中に立て、さらに雪をバケツいっぱいつめこみます。
瓶を抜き、バケツをひっくり返して中身を地面に出すと・・・
こんな形になるので、ろうそくをいれるための横穴を掘ったら完成!
ちなみに、最初から瓶などを立てて作ると天井に穴が開いたものを作ることができます。天井まで穴があいているとより明るい灯篭になって綺麗ですが、風が強い場所だと火が消えてしまいやすいようなので、この日は天井を塞いだものを主に作りました。
雪灯籠が完成したら、次は点灯。この時点で気温は約-6度。寒いと火が付きづらく、おまけに風もでてきてしまい、つけては消えていくキャンドル。この点灯作業が一番大変だったかもしれません。
そうべつ観光協会が毎年シーニックナイトで使っているライターをお借りしたり、マッチを買ってきたり、天井に穴をあけていた雪灯籠は作り直して穴をふさいだり、試行錯誤してようやくすべてのキャンドルに火を灯すことができました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
雪の中でゆらめくほの明かりはとても幻想的。この日作った灯篭は16個ほどでしたが、素敵な光に包まれました。
2月には、オロフレスキー場にてこのバケツ雪灯籠を作って飾るイベントを行おうと思っています。また改めてお知らせしますので、ぜひみなさん遊びに来てください!