そうべつ手帖

真冬の農作業

こんにちは、壮瞥町地域おこし協力隊のガスです。

2月の活動をレポートします。

オロフレトマトの出荷始まる

「オロフレトマト」の栽培研修をしていただいている
壮瞥町オロフレ地熱利用野菜組合様ではトマトの出荷が始まりました。
オロフレトマトは真冬にトマトを出荷しています。

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赤く色付くオロフレトマト


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トマトの色づきを促すため、実の周りの葉を落とし光を当てます

収穫が始まってからもトマトはどんどん成長を続けるため、
主枝の成長や実に栄養が行き渡るように、「わき芽」と呼ばれる不要な芽を摘み取っていきます。

また、次々と咲く新しい花にトマトトーン(植物ホルモン剤)を散布し、着果を促します。


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収穫が終わった下部の葉を落とし通気性を良くすることで病気を防ぎます

このように収穫と並行して様々な作業を行うため、トマト栽培は日に日に忙しくなっていきます。

ミナミアグリシステム様での農業研修

壮瞥町で大規模農業を行っているミナミアグリシステム様では、様々な作物を栽培されています。

冬場は栽培がひと段落しているため、次のシーズンに向けた片付けや準備、
貯蔵していたタマネギやジャガイモの出荷作業などを行いました。

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収穫を終えた大型ハウス内のトマト袋栽培
片付けのビフォア(左)アフター(右)

袋の中の土は数年間使用できるため、トマトを抜き、次のシーズンまで袋を保管します。

タマネギの播種(種まき)も始まり、農作業を通じて少しずつ春の訪れを感じます。

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