そうべつ手帖

【壮瞥町・スノーシュー体験】りんご畑でコーヒーを

こんにちは!北海道壮瞥(そうべつ)町地域おこし協力隊の前橋です。

過去に主催していた、りんご畑の中に人が集って食事をする「農園キッチン」。特にその空間の中でコーヒーを淹れ、みんなでわいわい飲みながらおしゃべりする時間がとても好きでした。壮瞥町に住み始めてから、「いつかはりんご畑の中でコーヒーを淹れたい...」と考えていたのですが、ついにその願いが叶う日が!

過日、そうべつアウトドアネットワークが主体となってスノーシュー体験モニターツアーが行われました。会場はタカシナ観光果樹園。まずは、みなさんスノーシューを履いてりんごの木や果樹園についての説明を聞きながら果樹園の中を歩きます。

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この日はとても暖かく、少し雨がぱらついてくるような天気でした。昭和新山と有珠山がぼんやりと遠くの方に見えます。

みなさんが歩いている間、私は裏方として焚き火と休憩場所のセッティング。焚き火があるだけで、なんとなく人が集まりやすい雰囲気になりますね。

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りんごの木箱をひっくり返してつくったベンチはとても雰囲気があります。でも実はこの木箱、もう壮瞥町ではほとんど使っていないんだそう。地元の青森ではまだまだたくさんみるものなので、その事実を知った時、とても衝撃を受けました。

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こんなふうにセッティング。キャンプや災害時にも使えるポータブル電源があれば、電気のない場所でも気軽に電動ミルを使うことができます。ポータブル電源を導入してから、とても出店やイベントの幅が広がりました。

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みなさんが到着したら、壮瞥町産レモンを使ったスコーンサンドとコーヒー、温かい焚き火でおもてなし。寒いところを歩いたあとのホットコーヒーと甘いものの組み合わせって、とてもおいしいですよね。

今回はモニターツアーということで、実際にスノーシューツアーをしてもらった感想などを伺いました。個人的にも、「実はコーヒーを自分で淹れてもらったらたのしいのではないか?」や「焚き火の火おこしを参加者がやってもいいのかも?」などさまざま案を思いつき、ツアー全体のバランスを考えてプログラムを組むことの重要性を再認識しました。

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焚き火をしながら果樹園でコーヒータイム、という住み始めてからずっとやりたいと思っていたことが叶った日。貴重な機会に呼んでくださり、そうべつアウトドアネットワークをはじめとした関係者の方々、ありがとうございました。

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