そうべつ手帖

有機栽培ニンニクの芽出し作業



こんにちは。地域おこし協力隊の杉山です。

研修先の自然農業社様では、春の畑での農作業が始まり、徐々に忙しくなってきています。



手間のかかるニンニク栽培作業、開始!

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ニンニクは、1年に1度しか収穫できず、収穫まで8カ月もかかる、とても手間のかかる野菜。
自然農業社様では、生食用をはじめ加工品の「黒ニンニク」も人気商品のひとつです。(フル-ティ-な味わいで癖がなく、とても美味しいです。)



ニンニクの芽出し作業

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4月に入り、日中の気温も10℃台となり、天候の良い日は、ほ場で"ニンニクの芽出し作業"を行います。
前年の秋に植付けした"ニンニク"が芽を出しはじめました。
"芽出し作業"ですが、マルチの穴に引っかかっている芽を出してあげます。
芽が伸びすぎてしまうと、葉っぱが傷つきやすいので作業のタイミングが重要です。

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芽出ししたニンニク。マルチ(シ-ト)から出て、「ようやく出れたー!」という感じ。日光を浴びて気持ちよさそうです。


陽の光が温かくなり、気温が上がってきたと言えども、風はまだ冷たく、外での作業は身体が冷えます。
また、ハウスでの作業などは、ハウス内は30℃に近い温度、汗ばんだり冷えたりとハードな環境です。



ほ場やハウス内での作物の栽培管理、移植前のほ場の肥料撒きなども並行して行っているので、忙しい毎日です。
天候や気温の変化など、自然界の力が大きく影響し、人間の都合が通用しないことがままあること、農業の大変さを感じていますが、
収穫期には、美味しいお野菜が沢山出回るよう、研修先の皆さんと丁寧に作業を続けていきたいと思います。



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