そうべつ手帖

【昭和新山国際雪合戦】会場設営に参加!

こんにちは!北海道壮瞥(そうべつ)町地域おこし協力隊の"おしみ"こと、清水です。

4年ぶりに開催された昭和新山国際雪合戦。本番2日前の2023年2月23日(木・祝)、会場設営準備の手伝いに参加してきました。
いつもは立ち入り禁止になっている昭和新山の麓。どのように会場が作られたかをお伝えしたいと思います。

今回のブログは写真多めです。「昭和新山国際雪合戦」に参加された、もしくはご来場された方は当日の風景を思い浮かべてご覧いただけたらと思います。

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着々と準備が進む、昭和新山の麓

私が参加した前日までに本部などに使われるプレハブやステージ、看板やトーナメント表の設置、コート設営、雪球用の大量の雪の準備が終了していました。

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雪球用のビニールハウス設営

会場ではすでに果樹園の方々が雪球用ビニールハウスの設営準備をしていました。(私を含む)役場職員が到着してからハウスの設営スタート!

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祖父が農家だったのでハウスは間近で見たり、作る時に手伝ったりしていました。なのでハウス自体"特別"ということではないのですが、目の前で作られているハウスの大きさにびっくり!長さも高さも私がよく見ていたソレとは違います。
雪球用なので大量の雪山を囲むように作っていくのも面白かったです。(「ハウスができてから中に運ぶ」というイメージを持っていたので。)

骨組みができ、ビニールを掛け終わると向こう側に紐を渡すために、農家さんが固めの雪や少し中身の入ったペットボトルに縛り付けて投げていました。"ならでは"な技を見ることができました。なんでも頭を使わなくちゃいけませんね!(私がやったら絶対届かないでしょう笑)

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こちらが反対側の画像。ハウスのすぐ横は木々が生えていてる緩やかな斜面。
多くの人が関わって、助け合いながらビニールハウスを作り上げています。

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来場者用の休憩スペースにテント設置&大量のベンチ、ストーブを運びます。

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コートにもテントを設置

各コートにもテントが立てられます。こちらは風よけなどの為に周りにぐるりとビニールが巻かれていました。テントの中にはベニヤ板、テーブル、椅子、ストーブが運ばれました。一度杭を打って固定させます。大会の当日までテントの高さを低く調整して置いておきます。

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雪球テントの前に雪球製造機を配置

総出で雪球テントの前に雪球製造機(※画像の青い道具)を運び、設置します。雪球を作ったことがある方はご存じだと思いますが、これがすごく重いんです!この時は上下がセットになっているので更に重い。(特に男性陣はお疲れ様でした!)

雪球製造機の下にある木枠は台座になっています。「地面にそのまま置いてもいいんじゃないの?」と思われるかたもいらっしゃると思いますが、雪球を作る際、無駄な雪を落とすのに必要な道具の一つなんです。

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雪が降りしきる中のぼり立て

昭和新山の入り口に移動してのぼりを立てます。雪の白さの中に真っ赤なのぼりのコントラストが映えます!
入り口だけでなく会場に向かう道すがらにものぼりを立てていくと「雪合戦がはじまる!」というワクワク感も増していきました。

ほんの一部ですが、雪合戦の会場ができるまでがどんなものか伝わったでしょうか?
大きな機材を運ぶのには大型トラックなどが使われていましたが、会場設営にはたくさんの町民や雪合戦の同志が集い作り上げられていたことを知り、驚きとその熱量に感動。
この日以外にも雪合戦名物「雪合戦鍋」(雪球に見立てた白いつみれだんごが入ってます!)の準備など、裏方として支えてくれた町内の女性がたくさんいらっしゃいました。色んな場所でそれぞれが得意分野で関わる。「一丸となる」ということの意味を体感しました。設営準備に関わったみなさま、お疲れ様でした。

地域おこし協力隊として「昭和新山国際雪合戦」の裏側を見られて、関われたことをとても嬉しく思います。

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