【国際雪合戦の町・そうべつ】雪合戦体験ツアーに参加
こんにちは!北海道壮瞥(そうべつ)町地域おこし協力隊"おしみ"こと、清水です。
先月の上旬(2021年11月)、スポーツおこしの中岡さんと、
「そうべつアウトドアネットワーク」の山本さんに声を掛けてもらい
『ゆきがっせん体験ツアー&ワークショップ』に参加してきました!
『昭和新山国際雪合戦』は壮瞥町が発祥のウィンタースポーツ
誕生の背景には
・冬季の地域経済停滞
・長く暗い雪国の冬(厄介者でしかない雪)
・観光の質的変換
などがあり
1987年、冬季イベントによる地域活性化に注目してスタートされました。
なんと翌年にはルール制定委員会が発足、1989年に第1回大会が開催!
詳しいルールなどはこちらの記事をご覧ください!
壮瞥町の冬といえば「昭和新山国際雪合戦!!」
午前は研修室で「昭和新山国際雪合戦」の歴史などを勉強。
ワークショップでは意見交換が行われ、『雪合戦の中毒性』について
・転勤が決まり「雪合戦に出られなくなるから」という理由で会社を退社する人がいた
・シンガポールから体験しに来る人がいる
...など、驚きの情報が熱量高めで語られていました。
テレビでは見たことがあったので、そんな話を聞きながらワクワクすると同時に
正直、運動神経の悪い私が楽しめるのか?という不安もありました。
躊躇しちゃう...かわいい雪だるまが練習用の的!
中学校の体育館に移動。
コートの設営にも参加しました。
コートの大きさはもちろん、シェルターの位置など
細かく測り、目印を付けて設置していきます。
まずは腕慣らしにと発泡スチロールのかわいい雪だるまが登場。
これに...投げろと?
最初はかわいくて躊躇してましたが
当たると普通に嬉しくて、中盤からはバンバン投げてました笑。
大人たちが小・中学生チームと白熱のバトル!
午後は実際に試合を体験。
地元の「中学生(1年生)チーム」と「小学生チーム」が参加してくれて
大人たち「節操がなかった...」という程の真剣勝負をすることに!!
(この日は体験会ということで諸々特別ルールで行われました。)
大人顔負け!攻撃性も守備もチームワークも最強の「中1チーム」
練習の時から見ていましたが、コントロール力も高い上に
球が速くて、的(雪だるま)に当たらなくても
「普通の壁だったら穴が開くんじゃないか?」って思う位の強さで投げる子供たち。
音が全然違うんです!!
見た瞬間、完全にビビってました笑。
上記は試合中の画像ですが、速すぎて
「シュパーーーーン!!!!」って文字が見えてきません?
みんな本当に小さい頃から慣れ親しんだスポーツだからなのか
試合前の作戦会議も短い!
各自が役割を分かって、周りを見て、体だけじゃなく頭も動かしているのが
見ていてすごく伝わってきました。
大人たちも本気で戦い!本気で楽しんだ2分間
参加した大人たちは、試合の度に入れ替わり
男性、女性、混合、スポーツなどの即席チームが作られました。
元ハンドボール部だった協力隊の前橋さんは大活躍していました!!
試合の勝ち負けは(簡単に言うと)
・球に当たらず、多い人数が残ったチームが勝ち
・相手チームの後方にあるフラッグを取ったら勝ち
とにかく当てにいく...
とにかく当たらずに2分経つのを待つ...
どんどん相手チームに攻める...
チームの戦略やメンバーによって
全然違う試合展開が、見ていて本当に飽きませんでした!
子供だからといって甘く見てはいけません!
体が小さいとシェルターに収まり、的として小さいので当たりにくいんです。
しかも壮瞥の子供たちは雪合戦に慣れ親しんでいる!
私も試合に出ましたが、全然当たらないんです。。
(私の場合は"そもそも"の問題がありますが)
今回もはじめましての人が多く、
外見から「スポーツできそう」という印象を持たれたのですが
球を投げたのを見て「あれ?違うんだ」と秒で運動神経の悪さがバレてました笑。
初対面でも生まれるチームワーク
この日初めて会ったメンバーの即席チームなのに
試合をすると、不思議と仲間意識が芽生えるんです!
あの人をサポートしよう!という気持ちが湧いてきたり
試合中、声を出すようになったり。
私も最初の試合は訳も分からずでしたが
後半は声を出して参戦してました!そんな自分にビックリ!
自分が体験して、そこはすごく面白いなぁと感じました。
(特に複数人でするスポーツが苦手な私でもこうなりました。)
最初のワークショップの時に
『雪合戦の中毒性』の話を聞いていましたが
(私の場合は)応援側としても熱中しちゃう!というか
試合の2分間、どんなドラマが起こるのか目が離せなくて
終始楽しく「これも中毒性だなぁ~!」と感じました。
山本さんがワークショップの時に
「楽しいんです。本当に楽しいんです!」と熱弁していたのですが
実際に目の前で試合を見て、自分がやってみた時のワクワク・ドキドキ感。
本当に楽しかった!!
この一言に尽きると思います。
コロナ禍で、2年連続で中止になっていますが
壮瞥町の自慢のウィンタースポーツ「昭和新山国際雪合戦」を
どこかの機会でみなさんに体験したり、見ていただけたらと思います。
その時は情報発信担当として、みなさんにお伝えしていきたいと思います!!
参加した協力隊の3人で記念撮影
スポーツおこしの中岡さん(右)と
観光プロデューサーで今年の9月に着任した前橋さん(中央)と私(左)の3人で記念撮影。
「そうべつアウトドアネットワーク」の加藤さんに撮影していただきました。
(いつもありがとうございます!)
【おまけの1枚】
この日のベストショットかもしれません。
明らかにビブス(ゼッケン)にサイズ感が...ぱつぱつ!!!
こんな笑いもあった『ゆきがっせん体験ツアー&ワークショップ』でした笑。
【雪合戦】
詳しくはこちらをご覧ください
これまでの歴史などがご覧いただけます!
【YouTube】
動画で"見て"体感してみてください!
(「昭和新山国際雪合戦」の面白さが伝わる動画をセレクトしました。)