そうべつ手帖

移住して1ヵ月が経ちました

こんにちは。協力隊まちのリポーターの鎌田です。

札幌に住んでいた頃は車や地下鉄での移動ばかりで歩くことも少なかったので、道端に咲いているツクシやタンポポを見るたびに心地よい春の陽気を感じています。

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さて、壮瞥町に移住して1ヵ月が過ぎました。あっという間でした。 就任してすぐに役場の方に壮瞥町をくまなく案内していただき、壮瞥町の歴史や近年のこと、素晴らしいロケーションなど多くを教えていただきました。

また取材や広報の撮影にも同行させてもらい、先日は壮瞥町内の小中高各校の入学式にお邪魔しました。私は小学校入学式数日前に右手を骨折し、ギブスを巻いて桜の下で写真を撮ってもらったのを思い出しました。 なぜ骨折したのかは思い出せません。笑


前回、初めての記事で火山を除いて私の故郷と壮瞥町が似ていると書きました。 壮瞥町に移住するまでは、火山=怖い・危険というイメージしかありませんでした。

しかし、観光資源、景色、食べ物など、実際に火山が存在するからこその恵みがあることを教えていただき、火山に対して少し考え方が変わりました。 ただ、1977年火山遺構公園に初めて訪れた時は噴火活動の脅威を感じました。

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そんなある日、地域のコミュニティスペース兼協力隊活動拠点ミナミナに置いてあるLAKE TIMES(レイクタイムズ)というフリーペーパーの見出しが目に止まりました。

「火の山との"ご近所付き合い"」

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火山マイスターの方々や三松三朗さんが火山と共生することに関して色々と教えてくださるという内容なのですが、読み応えがあり、とても勉強になりました。 その中でも、火山が怖いというのは知らない人の解釈という言葉に心がうたれました。 自分がまさにそうだと、、、

筆者の方の言葉を借りる形になってしまうのですが、まずは火山を知ること、噴火活動前後でどういった行動をするか決めておくことなど、私自身もできることから始めてみます。 何も知らないから恐怖心が募るだけで、火山について学び、火山との共生を試みたいと思います。


またこの1ヵ月で先輩隊員・役場の皆さんが、たくさんの方と繋げてくださいました。 気さくに話しかけてくださったり、困ったことはない?と気にしてくださったり、本当にありがたいです。

大袈裟かと思われるかもですが、人と触れ合うことを数年振りに体感している気がします。 私は都会のコミュニティに入り込む勇気がなかったので。

壮瞥にきてからは毎日のように新しい出会いや会話があり、日々充実しています。

壮瞥公園の梅の木々が少しずつ開花しています。 満開になった梅越しに洞爺湖を見るのがとても楽しみです。

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