そうべつ手帖

【熊好き地域おこし協力隊】熊の写真展,終了しました!

こんにちは!北海道壮瞥(そうべつ)町地域おこし協力隊の"おしみ"こと、清水です。

【地域のあそびば ミナミナ】で開催していた、昭和新山熊牧場の熊の写真展『ずっと熊を見ていたい。』が終了しました。

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写真展をするきっかけ

昔から熊が好きで、たまたま熊牧場のある壮瞥町の地域おこし協力隊として着任しました。
町内の方は熊牧場を"当たり前にある場所"で、特別とは思っていない方が大半だと思います。しかし全国で見ても「熊牧場」がある町というのはごくわずか。(しかも世界的に珍しい個人が所有する火山や洞爺湖がすぐそばにある!)
壮瞥のたくさんある魅力の中の1つが「熊牧場」で、「行ってみたい!」と思ってもらえる観光コンテンツだと私は思っていて、そこをもっとPRしていきたいと思い、趣味で撮影していた昭和新山熊牧場の熊たちの写真展を開催しました。

初めての写真展は木彫り熊発祥の八雲町で開催しました。その際「壮瞥町でもやって欲しい!」という声をいただき、この度開催することができました。(八雲での写真展のブログはこちら

タイトルの「ずっと熊を見ていたい。」は私の願望で笑、撮影しながらいつも思っていること。
「ずっと見ていたい。」くらいに熊たちは色んな表情や場面を見せてくれます。

20221123_sm_syasinten2.pngのサムネイル画像

約50枚の写真を展示

八雲での写真に追加で20枚ほど新しくプリントし、大小さまざまな大きさのパネルを約50枚展示しました。
1枚1枚じっくり見ていかれる方、「人が入ってるみたい」と笑いながら見てくれる方、「めんこい(かわいい)ねぇ~」と目を細める方...「地域のあそびば ミナミナ」の来場者数から推測すると期間中、約800人弱の老若男女、幅広い年齢層の方に見ていただくことができました。

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「好きな写真を1枚選んでシールを貼ってね!」

写真展は2022年8月26日~9月26日の1か月間でしたが、ご好評につき延長!
9月26日~10月22日までの延長期間中、ご来場のお客様に好きな写真を1枚選んでシールを貼ってもらう企画(※1人1枚)をスタートさせました。
お花のシールを用意していたので、壁にたくさんの花が咲きました。(こちらは86名の方が参加してくださいました。)

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「安心して。ボクが...守るよ!」

人気1位はこちら。子ぐまが2頭寄り添っている写真。まるで「安心して。ボクが...守るよ!」とでも言っているよう。
この尊い姿にキュンとしてシールを貼ってくれた方が多くいらっしゃいました。

でもこの写真には裏話があり、何かから守ろうとしているのではなく、実はこの子ぐま2頭は隅を取り合っている一瞬の写真なんです。なのでこの2頭に吹き出しを付けるなら「ボクが隅っこにいく!」「ダメ!ボクの隅っこ!!」でしょうか。
そうみると左の子は頑なに「ボクはここを動かないからね...」そんな姿に見えてきませんか?

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「長靴サイズ」

人気第2位は長靴と並び、子ぐまの実際の大きさ・小ささが伝わりやすい1枚が選ばれました。見ながら「こんなに小さいんだね~」とつぶやく方が多くいらっしゃいました。おでこに寝ぐせがついているのもかわいいポイントです。

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壮瞥町に来たら立ち寄って欲しい『昭和新山熊牧場』

たくさんの方とお話ししながら写真展を見ていただきました。その中で驚いたのは、近隣の方でも壮瞥町に熊牧場があることを知らない方が多かったことです。もしかすると近くに『のぼりべつクマ牧場』があるからかもしれません。ちょっとショックな気持ちもありましたが、「まだまだ出来ることがある!伸びしろがある!」と感じました。

写真展を開催することで見てくれた方が「面白そう」「見てみたい」と感じて、壮瞥町に来るひとつのきっかけになったらとても嬉しいです。

有難いことに期間中、声を掛けていただき、近隣での写真展が決まりました。

たまたま熊好きだった私が壮瞥町の地域おこし協力隊になり、そんな私が出来ることを楽しみながら今後も続けて、広げて、壮瞥町に貢献していきたいと思います。

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