そうべつ手帖

果樹園めぐりとくだもの狩り

こんにちは!北海道壮瞥(そうべつ)町地域おこし協力隊の前橋です。

徐々に秋の気配を感じるようになってきました。壮瞥町内を歩いていると、遠くの山が色づきはじめたことに気づきます。そして道端に目をやると、木々にもたくさんのまっ赤な果実。

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そう、りんご!

8月ころから道の駅サムズでちらほら見かけ始めたりんごですが、9月から11月くらいがメインの収穫時期。というわけで、現在りんご狩りの季節まっただ中です。壮瞥町に住み始めてからりんごの種類の多さに日々驚いているので、今の時期各果樹園にどんな種類があるのだろう?と思い、そうべつくだもの村の一部、国道沿いの果樹園をまわってみました。

国道453号沿いに広がる果樹園

そうべつ情報館iから出発!まっすぐ延びる道を歩いていきます。

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国道453号沿いをそうべつ情報館i側から見ると、両側に果樹園が広がっています。歩いてまわれる範囲でこんなに何軒も果樹園が連なっているのはすごい!そうべつ情報館iから、そうべつくだもの村MAPの21番吉川果樹園までは1.7km。歩いて20分ちょっとくらいでしょうか。各果樹園に寄りながら、買い物しながらのんびり歩いても片道40分くらいで歩けました。

りんごの品種はたくさん!

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りんごっていろんな品種がありますよね。時期によって出てくる品種が全然違う。

夏に食べて爽やかな酸味が印象的だったビスタベラと、酸味が少なく甘めのつがるが交配されてできるシナノレッドがとても気になります。それから個人的には北斗が大好きなのですが、その親である印度は食べたことがない!

系統図を撮影させてもらった岩倉観光果樹園で伺ったところ、印度は古い品種で現在の収穫量はそんなに多くなく、シーズンの終わりの方に収穫されるそう。そして、収穫してからすぐ食べるのではなく少し置いておき、うっすらピンクになってから食べるとおいしいのだそうです。10月終わり頃から店頭に並ぶだろう、とのことでしたので、時期をねらって買いに行ってみたいと思います。

くだもの農家浜田園でくだもの狩り!

ひととおり果樹園をめぐり、最後にくだもの農家浜田園でくだもの狩り。この日は梨の解禁日だったそうで、梨、プルーン、ぶどう、りんごの4種類もの果物を楽しむことができました。まさに実りの秋。

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1番楽しみにしていたりんご狩りの品種は、「さんさ」と「つがる」でした。さんさは酸味と甘みのバランスがよく、食感はやわらかめ。つがるは甘口で、瑞々しさとシャキッとした食感がたまりません。一言にりんごといってもそれぞれの個性があっておもしろい!

ちなみに果樹園の中にはアップルカッターが設置してあるので、簡単に芯をとって食べることができます。

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りんご畑は小さい頃から身近なものだったので、こういう光景はなんとなく落ち着きます。そうべつの「つがる」は色が濃い気がするのですが、津軽の「つがる」と微妙に違いがあるのでしょうか?りんごに詳しい方、ぜひ教えてください!

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