色づく醸造用ブドウ
こんにちは、壮瞥町地域おこし協力隊のガスです。
8月の活動をレポートします。
色づく醸造用ブドウ
夏の日差しを浴びて大きく成長した醸造用ブドウ。
葉が密集すると病気の危険性が高まるため、
副梢(春に伸びた枝の脇から出る芽)や葉の一部を間引く作業を行い、風通しを良くします。
枝の脇から発生した副梢
実が付いてからも枝は上へ上へと伸び続けるため、先端に養分が取られてしまいます。
そのため、実に養分が送られるよう先端の摘芯を行います。
摘芯作業、上部をカマで切り揃えます
実は大きくなり、「ピノ・ノワール」も色づきました。
白ワイン用品種の「ピノ・ブラン」8月上旬
赤ワイン用品種の「ピノ・ノワール」8月下旬
新圃場での管理作業
今年新しく植え付けを行った新圃場。
植え付けた樹には小さな実が付くこともありますが、取り除き、樹の成長に養分を集中させます。
二方向に伸ばした枝
新圃場でも同様に副梢を取り除き、伸ばした二本の枝に栄養を集中させます。
今年植え付けた樹からも副梢が発生します
新圃場のブドウも順調に成長し、ブドウ畑らしくなってきました。
数年後、新圃場で採れたブドウからどんなワインができるのか想像しながら作業を行っています。