こんにちは。地域おこし協力隊の杉山です。

今回は、仲間（協力隊員でもあるヨツカド商店）とコラボ弁当を製作した時の様子をレポートします。

ヨツカド商店とのコラボ弁当の製作のキッカケは、「道の駅そうべつ情報館 i（アイ）農産物直売所 サムズ」様より、農家さんが集まる総会のお弁当のご依頼をヨツカド商店が承ったことからでした。以前から、"スウィーツ以外の食事提供を行いたい"という、私の願望を知っている仲間（前橋隊員、ヨツカド商店fromage mikotoの今井真希さん）に声がけをいただき、初めてのコラボ弁当の製作・販売が実現しました！
使用するお弁当のパッケージや内容をざっくりと決め、それぞれ役割分担し、黒豆ご飯や野菜のお惣菜作りは今井真希さん、メイン総菜は私（杉山）、お弁当の帯のデザインや取りまとめ等は前橋隊員が行いました。

お弁当の試作は研修先のランチで

メインは、お肉を使用しつつ野菜もしっかりと取り入れたかったので、"ササミの南蛮漬け"にしようと思い、早速研修先のランチで作らせていただき、レシピの確認（味や量）を行いました。料理長から「お弁当容器がどのようなものか。」「汁漏れがしないよう、漬け汁は餡かけの方が良いかも！」と、的確なアドバイスを受け、メニューを再考し"鶏もも肉の甘酢野菜あんかけ"へ変更しました。

壮瞥町産の農産物がたっぷり詰まったお弁当

「サムズ」で販売されている、壮瞥町産の「旬の食材」をふんだんに使って、素材の美味しさが伝わる丁寧に調理された、今井真希さんがつくる色とりどりの野菜のお惣菜（右の丸い容器）。盛り付けも春らしさ満載です。ふっくらと炊けた黒豆のごはんも、黒豆の美味しさ（味が濃く・甘い）が沁みていて、ほっこりします。私は、いつもよりパンチの効いた味付け（ごはんがすすむ）のお肉料理を作り、"ふるさと納税返礼品のセミドライトマトオイル漬け"もサラダ菜に添えてみました。（左の四角い容器：左側）

スペシャルなお弁当の帯

すっきりとスマートなパッケージと帯。"ヨツカド商店"と"地域のあそびばミナミナ"のロゴが並び、コラボ弁当が完成です。裏面には、'おしながき'と'お弁当に使用している食材の生産者さん'が記載されています。



いつもお世話になっている農家さん達のお名前がずらり。こんな作物も作られているのだと、お弁当から知ることが出来ました。壮瞥町産の農産物の味を、農家さん同士が味わう。食材や食を通して、会話が生まれたり・笑顔になったり。そんな風な機会がうまれたりしたら、さらにとても嬉しいですし、そのような機会になりうるのでは？と思ったお弁当作りでした。

今回は、"壮瞥愛"の詰まったお弁当を製作できて、とても貴重な経験でした。身近な仲間から、よい刺激をいただき、とても楽しいお仕事でした。お弁当をご注文してくださり、丁寧な感想をくださったサムズの渡部店長、貴重な機会をありがとうございました！