1008 453キャンペーンに参加してみた!
こんにちは!北海道壮瞥(そうべつ)町地域おこし協力"おしみ"こと、清水です。
2022年7月2日(土)、「シーニックバイウェイ支笏洞爺ニセコルート洞爺湖エリア」主催の【1008(とうや)453(よごさん)キャンペーン】清掃活動に参加してきました。
【1008 453(とうやよごさん)キャンペーン】とは?
洞爺湖周辺道路(国道230号、道道2号、道道66号、道道132号、道道578号)の路線番号の合計1008をとうや(洞爺)、洞爺湖周辺道路と接続する国道453号をよごさん(汚さない)とした語呂合わせで、道路景観の向上等を目的とするシーニックバイウェイ活動の一環として毎年、沿線道路等のボランティア清掃活動を行っています。
8時20分。道の駅そうべつ情報館駐車場に集合。
商工観光課長の三松さんと、主催「シーニックバイウェイ支笏洞爺ニセコルート洞爺湖エリア」代表の岩倉さんから挨拶と説明があり、各班ごとにごみ拾いを開始。(一部の班は担当エリアに現地集合していました。)
私はA班。役場から参加した方たちと新山沼展望公園へ向かいます。道路沿いは比較的きれいで、5分ほど周辺を細かく見て歩いても、見つかったのはたばこの吸い殻1本だけ!(私は新山沼展望公園から下るルート)
道路の構造上、 急カーブが多いのでポイ捨て自体が難しいのかもしれません。
その後、上りのルートで大きなごみ袋が見つかりました。中身は大きなビニールと、土と生ごみが一緒になったようなもの。道路よりも奥に捨てられていたそうです。(捨てる人の心理として「目に触れない場所に捨てる=(見えないから)無いもの」ということがあるそうです。)
そこから湖畔沿い、洞爺湖登別線の道道2号へ移動します。
交通量の多い道道2号でのごみ拾い
道路の両脇にペットボトルや空き缶、お菓子の袋、コンビニ袋(中に食べ終わった袋や容器が入っているもの)など食べ物系のごみが目立ちました。その他、たばこの空き箱やボディシートなども捨てられていました。
車を停めていた場所の反対側には小さな観音様が祀られていますが、その周りにもたくさんのごみが捨てられていました。(ショック...)何があるかなんて知らないし、興味もないのでしょうか。
画像真ん中に私たちの車が停まっているのですが、ここには大量の吸い殻が捨てられていました(半径1mに50本近い量)。火ばさみで拾うのですが小さいので時間が掛かりますし、何より量が多すぎでした。
ポイ捨てされた吸い殻の「その後」って?
たばこってなんとなく紙のイメージがあるかもしれません。ですが、実はフィルター部分はプラスチック。分解されるのに10年掛かるといわれています。たばこの葉には有害なニコチンも含まれていて、最近多くなった加熱式たばこには加熱する為の小さな金属板が入っています。こうなるとたばこ1本でも「プラごみ&不燃ごみ」になり、環境汚染にも繋がります。
場所を移動して、最後は伊達トンネル付近へ。
伊達トンネル、滝之町伊達線側の入り口に両側に駐車スペースがあります。ごみの種類は道道2号と似ていてコンビニの袋や、パンやお菓子の袋がそのまま捨てられていました。少し違った点はテイクアウト用のコーヒーカップが目立ったこと。
そして特に印象的だったのは500㎖のビールの空き缶(同じメーカーの同じ商品)が大量に出てきたことです!私だけでなく一緒の班の全員が結構な量を拾っていました。
草むらをかき分けるとコンビニの袋に入った状態の空き缶がいたるところから見つかるので、「清水さん!もう行くよー!」と声を掛けられるまで夢中で探し回ってしまいました。
1008 453キャンペーンに参加して。
ごみ拾いと聞くと「ボランティア活動」というイメージが浮かぶと思います。もちろんそうですが、ごみ拾いはそれを行った地域の現状を体感できる機会でもあると思います。今回参加した【1008 453キャンペーン】は一部地域でしか行っていませんが、みなさんの住む市町村でもごみ拾いをする回数は年に数回あると思います。その1回くらいは「徳を積む」気持ちで参加してみてください。「早起きは三文の徳」とも言いますし、ごみを拾って町がきれいになっていくのは結構気持ち良いものですよ!私も引き続き、積極的に参加していきたいと思います。