今日の壮瞥

ミナミナで火山実験講習会

こんにちは!北海道壮瞥(そうべつ)町地域おこし協力隊の前橋です。

2022年12月2日、横山光先生を講師にお招きし、洞爺湖有珠山火山マイスターやマイスターに興味のある方を主に対象とした火山実験講習会が開かれました。

火山の実験って何?

221230_mf_kazan-1.jpg

火山の活動によって起こる現象は、噴火や地殻変動など、様々あります。壮瞥町にある「昭和新山」も、有珠山の火山活動によって平らだった地面が隆起してできた比較的新しい山。お隣の洞爺湖町も含めて、遺構公園や散策路など、ジオパーク内では様々な地殻変動の跡を見ることができます。

221230_mf_kazan-6.jpg

そういった火山活動に伴って起こる現象を、身近な材料で再現するのが火山実験です。噴火がどのようにおこるのか、グラーベン(地溝)がどうやってできるのかなど、再現して目でその様子を見ることで、より理解が深まります。

6種類の実験を行いました

この日は、6種類の実験が行われました。グラーベン装置の作成や火砕流装置の作成、昭和新山の生成再現、山体崩壊の実験などなど、13時から18時までみっちり実験を楽しみました。

221230_mf_kazan-2.jpg

特に、昭和新山の生成や山体崩壊の実験は普段から見ている景色のミニチュアが目の前に現れたので、とても興味深かったです。

221230_mf_kazan-3.jpg

昭和新山の生成実験の主な材料は、ホットケーキミックス、ココア、きなこの3つ。これだけ聞くと美味しいデザートができそうです。ホットケーキミックスとココアを溶岩にみたて、きなこを地面にみたてています。きなこの地面を紙皿に載せ、その下からホットケーキミックスのマグマを押し上げていくと、まるで昭和新山のように隆起していく様子をみることができました。

このような実験を通して、今まで想像でしかなかったような現象をリアルに見ることができ、勉強にもなりましたし、単純にとてもおもしろかったです。目で見て理解し、そこから何が起こるのかを想像することはとても大事なことだと感じました。

「火山と共生するまち」ならではの催し

221230_mf_kazan-5.jpg

参加した火山マイスターの方に話を伺ったところ、このような催しを誰でも出入り可能なフリースペースで行うのは初めてだったようです。今回は同期生が主催するイベントだったため、ミナミナを使ってもらったという経緯があったのですが、一般の方も見学できるようにできて、とてもよかったと思いました。マイスターのための学習の場ではありましたが、地域にひらくことによって、火山や火山マイスターに興味をもつ人を増やせる可能性もあるのではないかと思っています。

今後も、こういった減災や防災につながる活動をミナミナで開催できたらと思っています。

関連記事
TOP