そうべつ手帖

図書フェスティバルと2つのボランティア【ひだまりの会】編

前回は【ポピーの会】をご紹介しましたので、今回は【ひだまりの会】と子どもの図書環境についてご紹介いたします。

【ひだまりの会】とは?

【ひだまりの会】の主な活動は、小学校・介護施設・育児サークルに定期的に訪問して、
絵本や紙芝居の読み聞かせをしています。

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学校や施設に出向いての読み聞かせは、本をとおして町の皆さんと時間を共有できる、私にとって大変貴重な時間です。
読み聞かせの本選びから始まり、ストップウォッチを持って時間配分を計算し、何度も練習を重ねます。
授業の一コマという大事な時間を提供頂くので、真剣勝負です!
準備万端!
みんなの喜ぶ笑顔を想像すると、その一時一時が緊張感を持ちながらも心地良く過ぎていきます。

「ブックトーク」という新しい世界の《扉》を紹介する時間

読み聞かせの最後に「ブックトーク」という本を紹介する時間があり、司書さんを始め、本を知り尽くした方が、本の紹介をします。
子どもたちは食い入るようにして話を聞いています。
子どもたちの真剣な眼差しから目が離せません。
私たちも、その空気感にワクワクします。
その後、紹介された本を教室に設置し、ミニ図書館が開設されますが、この期間は子どもたちの読書量がとても増えるそうです。
自分以外の誰かが面白いと教えてくれた本は興味がわくものです。
これがきっかけで、新しい世界の《扉》が開かれるのかもしれません。

赤ちゃんもニコニコ笑顔の読み聞かせ

生まれて間もない赤ちゃんを対象にした育児サークルでも読み聞かせを行っています。
赤ちゃんは何に興味を示すのか?色合いや声のトーン、手遊び等を工夫した、親子一緒の参加型の読み聞かせです。

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解放感があり陽当りの良い、そうべつ子どもセンターで開催されます。
この日は3組の赤ちゃんとお母さんがいらっしゃいました!
「イチゴをもぐもぐ」
「はい、お母さんと一緒にもぐもぐもぐ‼」
赤ちゃんも絵本に集中し、ニコニコ笑顔がこぼれます。
お母さんも赤ちゃんの笑顔が嬉しそう。
楽しい時間が流れます。

《ブックスタート》とは?

壮瞥町では赤ちゃんから親子で本に触れることができる《ブックスタート》という事業も行っています。

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絵本をとおして、赤ちゃんと楽しい時間を分かち合うことを応援しているのです。
今はコロナ禍でできませんが、【ひだまりの会】で《ブックスタート》の本の読み聞かせの方法や、本の選び方等を親御様に説明しながら本をお渡ししています。

壮瞥町の図書の取組、とても素敵で魅力的だなあと思います。
そして、それを支える【ひだまりの会】【ポピーの会】
ボランティアとして、学ぶ事がたくさんあり、参加して良かったなあと思います。
引き続き活動を続けて参ります!


現在図書ボランティア募集中です。
一緒に時間を過ごしませんか?
まずは、1度だけのお試し体験からいかがですか?
申込先はやまびこ図書室カウンターまで。
(壮瞥町地域交流センター1階)
℡ 0142-66-2131
【開館時間】
月曜日    9:00~17:00
火曜日~金曜日  9:00~18:00
土曜日~日曜日、祝祭日 13:00~18:00

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