はじめまして!壮瞥町の地域おこし協力隊の水野です
はじめまして。
4月より「空き家コーディネーター」として活動しております、水野と申します。
よろしくお願いいたします。
まずは、自己紹介と壮瞥町に移住してきた経緯をお話しさせていただきます。
長年企業の人事関連の仕事に携わり、子供が幼少期の時にはプリスクール(私設幼稚園のようなもの)を運営していました。
仕事に謀殺される事が多く、深夜残業や休日出勤は当たり前の日常で体調も崩しました。
そんな時にコロナの流行。
少し立ち止まる時間を貰えたと思いました。
「経済的にも生活も小さくまとめていき、それでも豊かに生きられる新しい生活スタイル」を実践するには
今まであまり年齢を意識していませんでしたが、50代後半になり、自分の人生の現在地を考えさせられる状況になりました。
健康寿命をご存知ですか?簡単に言うと、怪我や病気の影響なく、心身共に健康な日常生活を過ごせる期間で、2019年の調査で男性が72.6歳、女性が75.3歳だそうです。
あと20年?逆算して、今をどう過ごしたら良いのかを考えるようになりました。
そこで、今後どう生きたいか、今までの経験を基に想像してみて、結論として「経済的にも生活も小さくまとめていき、それでも豊かに生きられる新しい生活スタイル」を追求してみたいと思うようになりました。
ペンとノートを準備し、現実や制約はひとまず置いといて、何をしたいか、どんなところに住みたいのか、明るく楽しい未来を想像しノートに書き出してみました。
・住居はDIYで作った10畳くらいの小さな家(タイニーハウス)
・家の中には必要最小限の家具や雑貨のみのミニマルライフ
・温泉熱で自分で食する食べ物を栽培し、持続可能な生活をする。
・ブランド化が可能ならば南国フルーツの栽培・販売
・大好きな薪ストーブの前で読書と談笑 のんびり過ごす贅沢な時間
・自然豊かで、静かで、食べ物が美味しく育つ四季がはっきりしている気候
・温泉・山・川・湖・海・願わくば、キャンプやカヤック等自然のアクティビティが楽しめる環境
そんな場所どこにある?
日本全国色々リサーチしましたがなかなか見つかりません。
ようやく北海道に何箇所か見つけました。
一つが壮瞥町。どう読むの?読めません。初めはそんな出会いでした。
行ってみよう!
息子が北海道の学校に通っています。
学校行事に参加した帰りに壮瞥町に立ち寄る事にしました。
まず、迎えてくれたのが壮大な洞爺湖。
風が強い日でしたが、湖畔で暫く湖を眺めていると、湖の中央に鎮座する中島に虹がかかっていました。
すごい!ここだ!と直感で思いました。
じっとしていられずに、リストに書き出した温熱栽培をされている方をリサーチし、お話を伺いました。
急な訪問にもかかわらず、丁寧に、そして親切にご対応頂きました。
温熱栽培が実現可能かどうかは未知数ですが、すっかり壮瞥町に魅了され、帰る頃には、この辺に住みたい!という場所も決めていました。
自分が壮瞥町に住んで、生活している姿をイメージする事ができたのです。
それから暫くは、コロナに翻弄されて時間が過ぎてしまいましたが、知人から壮瞥に求人が出ているという情報を聞き、再度リサーチを始め、ご縁を頂き今に至ります。
大好きな壮瞥町に住み続けたい
【空き家相談窓口】開設いたします!
着任して2日目から町内の空き家をリサーチしています。町の名所よりも、空き家の場所の方が詳しく説明できるくらいです。
壮瞥町には洞爺湖、町役場がある滝之町、昭和新山、スキー場のあるオロフレ等、多様な環境に恵まれています。
そして、様々な場所に空き家が存在します。
まだ、空き家になって間もない物件から、以前は、団欒していたであろうリビングの窓が割れ、廃墟と化している物件も見受けられます。
所有者の方もどうしたらよいのか、分からないという状況ではないかと思います。
【空き家相談窓口】は、住む方のライフスタイルに合わせた、お住まいの活用方法や管理方法もご提案させて頂きます。チラシをご覧ください: 空き家相談窓口_チラシ (PDF)
そして、今、私のように壮瞥町に移住したいという方がたくさんいらっしゃいます。
望まれている方に繋いだり、お困り事を解決させて頂き、一軒でも多く、消えてしまった灯りを再び灯したいと思っています。
良い「住いと環境」は豊かな生活には欠かせないものです。
些細なご相談や、空き家以外の雑談も大歓迎です。
もちろん、待っているだけでなく、出張開設も致します。
オンライン相談も可能です。
壮瞥町は大好きな町です。
ずっと住み続けたいと思っています。
壮瞥町に優しい灯りがたくさん灯るように尽力致します。
これから、どうぞよろしくお願いいたします。