そうべつ手帖

はじめまして!壮瞥町地域おこし協力隊の今井です

はじめまして。
11月1日に地域おこし協力隊「移住コンシェルジュ」として着任した今井亮輔です。
移住定住に関する情報収集や発信、移住体験住宅の運営など、移住定住を考えている方の相談者として、活動しています。

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移住のきっかけ

昔から、豊かな資源を持っている田舎が大好きで、田舎の豊かさを守っていきたい、そのためには都会生活者の需要と、田舎の豊かな資源を結びたいと考えていました。

その手段として、ITの力が必要と考えて、システム開発の会社に就職。
仕事内容は、インフラ設備管理の新しいしくみを検討し具現化するというやりがいがあるプロジェクトに携わり、休日は旅先の食や景観、温泉といった観光資源に癒されて、時にはキャンプをする、という都会生活者として充実した日々を過ごしていました。

ちょうど40歳という節目の歳を前に、このコロナ禍もあり、少し考える時間を持つようにもなり、本当に自分のやりたいことができているのか、自分と向き合う機会を持つようになりました。一度きりの人生を後悔なく生きたい、と。
田舎の豊かな資源を都会生活者に発信し、都会に豊かさを、田舎に消費をもたらすような循環をつくりたい、何より自分も豊かな田舎で生活をしたい、という思いが強くなり移住を決断しました。


洞爺湖を見て、「ここに住みたい!」

豊かな資源を持つ北海道を中心に移住先を探し始めましたが、洞爺湖畔でぼんやりと湖に移る雲や中島を眺めている時に「ここに住みたい!」と強く感じました。
移住を決断する前にも一度旅行で来ましたが移住先を検討している中で、改めて洞爺湖を見て、他にはない素晴らしい光景に心を打たれ、いつかはここに住んで、この風景を眺めていたい、出来れば多くの人にこの眺めを共有したいと思いました。

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そんな洞爺湖畔の中でも、洞爺湖の東側に位置し、湖を望む夕方の景色がきれいな壮瞥町に住みたいと思うようになりました。
また、壮瞥町は洞爺湖畔の町の中では、開発が進んでいない印象で、まだまだいろいろなことにチャレンジできる可能性を感じたことも、壮瞥町に住もうと思った大きな要因です。


地域を理解し、人とつながるために地域おこし協力隊へ

近い将来、人が集う場所、具体的には食材(自然派ワインやチーズなど)を集めた商店を併設したゲストハウス(宿)を洞爺湖を望む場所につくりたいです。
そこで壮瞥町や周辺地域の農作物や加工品、観光資源といった豊かな資源を発信し楽しんでもらうことで、都会生活者とのよい循環が生まれるのではないかと思っています。

そうした目標もあり、壮瞥町で「移住コンシェルジュ」という移住担当の地域おこし協力隊募集を発見した時には、「これだ!」と思いました。
移住コンシェルジュとして、壮瞥をしっかりと理解し自分の言葉で都会生活者に発信すること、活動を通して様々な方とつながることは、人が集う場所をつくる上で、大きなプラスになると思っています。


壮瞥に移住しての感想とこれからのこと

壮瞥に移住して約1か月、ちょうど紅葉の季節に壮瞥にやってきましたが、秋の景色の美しさに驚かされました。
紅葉の山の姿は日々移ろい、高いところからだんだん紅葉が始まり、山全体が色づき、やがて高いところから葉が落ちていく。初めてちゃんと秋の紅葉を噛みしめている感覚を覚えました。
これまで住んでいた環境に比べ厳しい冬も含め、季節の違いによる壮瞥の魅力を楽しんでいきたいです。

地域おこし協力隊としては、「移住コンシェルジュ」という肩書で、都会生活者を中心とした移住検討者に「壮瞥らしさ」をしっかり伝えられるよう、町内やその周辺についてしっかり勉強し、発信していきます。
しばらくは「壮瞥らしさ」を探して、あちこち散策しています。見かけたら、是非、壮瞥について教えてください。

これから、どうぞよろしくお願いします!!

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