そうべつ手帖

「第3回みちくさ市 in 白老」開催しました

こんにちは!北海道壮瞥(そうべつ)地域おこし協力隊の前橋です。

広域の地域おこし協力隊が中心となって開催している「みちくさ市」が今年も開催されました。1回目は大滝、2回目は喜茂別で開催されたこのイベント。3回目は白老にある「haku hostel + cafe  bar」を会場に開催しました。1回目は開催場所も出店者も、「西いぶり」が中心でしたが、2回目、3回目と回を重ねるごとにもっともっと広いつながりのイベントになってきています。

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みちくさ市ってどんなイベント?

みちくさ市は、

  1. 協力隊員期間中に、卒業後にやりたいことを試してみる
  2. 普段はなかなか一緒に活動ができない他の地域の協力隊と、横のつながりを作る

ことを主な目的としています。

地域おこし協力隊は、卒業後もその土地で生活していけるように、任期期間中に生活の基盤を整えていくことが求められています。卒業後の進路は様々ですが、「起業」をしてお店を出したりする隊員も多いです。卒業していざ「お店をやりたい!」となっても、経験やノウハウが無いととても大変。スムーズに自分の事業を始め、広げることができるように、自分が将来やってみたいことを試す場としてみちくさ市を使ってもらっています。

また、普段1つの「市」や「町」単位で動くことが多い協力隊は、他の自治体の協力隊と接する機会はあまりありません。しかし、自治体という枠を越えて交流することによって、仕事も生活も遊びも、とても幅が広がります。なによりも、同じ移住者同士のコミュニティがあるととても心強い。

みちくさ市に参加することが、仲間をつくり、卒業後の準備をする良い機会となるように開催を続けています。

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本、コーヒー、雑貨など幅広い出店ジャンル!

今回のみちくさ市は、総勢17店舗と過去最大の出店者数。コーヒー、お菓子、カレー、野菜、串焼き、本、雑貨・・・と、ジャンルも幅広く、バラエティに富んだラインナップでした。特に今回は、出店内容のバランスをみながら出店者の幅を広げてみたりもしました。協力隊が中心ではありますが、それに限らず、地域をよくしようとチャレンジする人たちにとってもいいきっかけの場となればいいなと考えています。 

お店だけでなく、今回はDJブースも設置。音楽がある空間はやはりいいですね。それだけで滞在したくなるような雰囲気になります。のんびり体を揺らしながら滞在してくれている来場者の姿がとても印象的でした。

私も「ヨツカド商店」として出店しましたが、実はこの日、コーヒーを取り扱うお店が4店舗集結。急遽「プチコーヒーフェスティバル」と題し、来場者が好みのコーヒーを選びやすい様に、案内図に解説を載せてみました。結果、どの店舗でも満遍なくコーヒーがでていたようで、やってよかったなと思っています。 

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これからのみちくさ市

次回はいつどこで開催するかまだ未定のみちくさ市。事務局側としては開催するまでずっと成功するか不安で緊張しますが、なによりも出店者たちの雰囲気がとてもよく、それぞれが楽しんでいることが伝わってくるこのイベント。途切れさせることなく、新しい人たちも巻き込みながら続けていきたいと思っています。

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