そうべつ手帖

【北海道・洞爺湖】自然の造形美『しぶき氷』

こんにちは!北海道壮瞥(そうべつ)町地域おこし協力隊"おしみ"こと、清水です。

みなさんは『しぶき氷』をご存知でしょうか?
地域おこし協力隊に着任する前、OB長友さんの記事を読んでずっと気になっていた『しぶき氷』。
長友さんの記事はこちら▶【自然の芸術作品「しぶき氷」とは?】

2022年・冬。念願の撮影に行ってきました!
写真をメインに、様々な『しぶき氷』を紹介していきたいと思います。

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『しぶき氷』って何?

氷点下の環境で海や湖の波しぶきが樹木などに氷結して付着する現象です。
この現象が発生するには、厳冬期でも海面や湖面が凍らず、絶えず波しぶきが上がり、かつ、その波しぶきがすぐに凍るという条件を満たす必要があり、国内では珍しい現象と言われています。

北海道壮瞥(そうべつ)町と洞爺湖町にまたがる「洞爺湖」は、凍らない湖(不凍湖)と言われています。波しぶきが上がり、その波しぶきが凍るほど寒い時にしか見られません。

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当日は撮影日和。
湖畔は凪(風がやんで、波がなくなり、海面が静まること。 )に近い状態で
洞爺湖は鏡のようになり逆さになった中島も見られました。

撮影場所は東湖畔。
(洞爺湖は国立公園です。撮影などで立ち入る際はルールやマナーを守りましょう。詳しくはこちら。)

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『しぶき氷』の魅力

『しぶき氷』の魅力は、「自然の芸術作品」「自然の造形美」「神秘的な世界」...様々な言葉で表現できる、その美しさだと思います。例えば、毎年同じ時期に同じ場所で撮影しても、一つとして同じものは無く、違った表情を見せてくれます。その時にしか出会えない(見られない)"特別感"も人を惹きつけるのだと思います。

さて、ここからは私が撮影した写真をご紹介しますね。
「なぜ、こんな形や大きさになったんだろう?」と想像を膨らませながらご覧ください。

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この日、私ははじめて撮影する『しぶき氷』に夢中になっていました。いや、夢中になり過ぎていました。
低い位置で撮影することが多かったので、地面に這いつくばったような姿勢など...多分第三者から「あの人、すごい格好で撮影してるなぁ」と笑われていたに違いありません笑。

いかがでしたか?撮影したほんの一部の写真をご紹介しましたが、『しぶき氷』の魅力は伝わったでしょうか?
興味を持ってくれたり「来年、私も撮ってみたい!出会ってみたい!」と思ってくれていたら嬉しいです。

【おまけ】

<Youtube動画>【洞爺湖・しぶき氷】冬にしか出会えない、自然の造形

壮瞥町公式アカウントにYoutubeに動画をアップしていますので、よろしければこちらもご覧ください。
(動画制作は初心者の為、優しいお気持ちでご覧いただけるとありがたいです。)

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