そうべつ手帖

【北海道・壮瞥神社】例大祭のお手伝い

こんにちは!北海道壮瞥(そうべつ)町地域おこし協力隊"おしみ"こと、清水です。

前年に引き続き、壮瞥神社の例大祭にお手伝いとして参加しました。
(昨年のブログはこちら→【北海道・壮瞥神社】御鎮座百年記念大祭に参加

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あんどんを組み立て運び出す様子

例大祭前日(9月18日)は地域おこし協力隊6名が参加し、境内に設置するあんどん飾りを作りました。今年もそうべつ保育所の園児と壮瞥小学校の児童の皆さんがあんどんの絵を描いてくれました。その絵が濡れないように(雨が当たっても水が溜まらないように)工夫しながらビニールを巻きました。

この日はあんどんの準備をして終了。

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2日目 境内の飾り付け

2日目は例大祭の初日「宵宮祭」。朝9時から境内の飾り付けなどをしていきます。外の準備は力仕事がほとんどで(私は足手まといにならないように)大きな物や重い物は男性のみなさんにお願いして、この時だけは撮影に専念。

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お稲荷さん、金比羅さんののぼりを立てていきます

壮瞥神社の境内には金刀比羅さんとお稲荷さんがあり、実はこの2つの神様は例大祭の時だけ開いているんです!お正月の時も開きません。(貴重な機会なので、気になる方は9月19・20日壮瞥神社に足をお運びください。)

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あんどん飾りで華やかになった参道

子どもたちが描いた花火や屋台、壮瞥の景色。切り絵やマスキングテープを使った絵もあり、一気に華やかになった参道。学年ごとにテーマが違い、それぞれの個性を感じられる作品でした。壮瞥の子供たちは絵が上手ですね!

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参拝者用の紅白餅の準備

男性陣が外で作業をしている間、私は参拝者に渡すお菓子の袋詰めを一人で進めていました。男性陣が戻り、商工会の女性部の方が来てくれたところで紅白餅の準備。袋に入れる人、その袋の口を結ぶ人に分かれたことで効率よくあっという間に終了!

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例大祭「宵宮祭」の儀

「宵宮祭(よいみやまつり)」とは、例祭の前夜に行われる小祭。 (古くは祭神を本殿に迎える重要な神事でしたが、現在では前夜祭と考えられるようになっているそうです。)

午後は参拝者にお菓子と紅白餅(お子さんにはキャンディーも!)を配るお手伝いをしました。台風の影響であいにくのお天気。雨がぱらつく時間もありましたが、お子さんの描いたあんどん飾りを見に来てくれたり、受験を控えている学生さんは絵馬を書いた後に、縁起の良い「結びの樹」(梅、センノキ、桑の3本の根本がひとつになった樹)を撫でるなど、境内ではとても温かい空気が流れていました。

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コロナ前はカラオケ大会のステージとして使われていた場所に壮瞥神社の歴史を知れる展示が設置されていて、たくさんの方が足を止めて見ていました。普段は当たり前に見ているものでも色んな意味や歴史があるのを知れるのは、見る側として嬉しいですね。

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豪華景品が当たる、人気のくじ引き!

コロナの影響で飲食などの出店や獅子舞は中止。規模を縮小して感染予防対策を実施しながらの開催でしたが、2日目「本祭」の日は、昨年好評だった「クジ引き」を今年も実施。お子さんが温泉ペアチケットを当てている場面も見られました。

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引き続き参拝者へお菓子を配ったあと、「本祭」の日限定、「くじ引き」景品渡しをお手伝いしました。
上記は協力隊の中岡さんが撮影してくれた1枚。(協力隊・水野さんとツーショット)

今年は準備を合わせた3日間を駆け抜けました(3日間フルではお手伝いできませんでしたが)。至らないことも多かったかもしれませんが、役員のみなさんに笑顔でご教授いただきました。大きなイベントが中止になる中で、壮瞥神社の例大祭に関わることで町民の方と交流が出来ました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

【壮瞥神社】
〈住所〉
有珠郡壮瞥町字滝之町245番地2
〈電話番号〉
0142-66-2177
祭神は「明治大神(めいじのおおかみ)」。社殿様式は「神明造」。

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