醸造用ブドウの糖度測定
こんにちは、壮瞥町地域おこし協力隊のガスです。
9月の活動をレポートします。
順調に生育が進んだ苗木
今年の春に植え付けた新しい苗木はマルチの効果もあり、順調に生育しています。
ブドウは先端に栄養が集中するため、ある程度伸びたところで枝を切り落とし、残した枝を太く育てます。
先端を切り落とします
緑色だった枝は茶色に代わり、木質化が進んでいきます。
これが来年度の樹形の基礎となります。
二方向に伸ばした枝
夏の間は雑草が次々と伸びていくので、
定期的に乗用草刈機と刈払機で畑全体を刈っていきます。
乗用草刈機
果実の糖度測定
試験圃場では、昨年同様に果実の糖度測定を始めました。
収穫まで週一回のペースで糖度の変化を記録していきます。
デジタル糖度計
今年は雨が少なく、天候の良い日が続いたため、
糖度も順調に上がっているようです。
糖度を測定しながら、自分の舌でも味をチェックしています。
品種ごとに味が違い、品種の特性がよく分かります。
ワイン作りでは、果実に含まれる糖分が酵母の働きで分解され、アルコール発酵が行われるため、
頭の中で果実から甘さを除き、ワインの仕上がりを想像しています。
いよいよ10月は収穫となります。