そうべつ手帖

【DIY】和室と洋室を繋げて床をフラットに

こんにちは、壮瞥町地域おこし協力隊の籠嶋です。

拠点整備の状況をお伝えします。

前回の作業では床下に断熱材を入れました。
この部屋はもともと和室で、畳の下には荒床と呼ばれる下地板が貼られていました。
幸い床下は湿気の少ない環境で、荒床は傷みも少なくきれいな状態だったため、
断熱材の上に貼り直すことにしました。

和室と洋室を繋げて床をフラットに

この部屋の隣にはフローリングの洋室があります。
畳とフローリングは厚さが違い、それぞれ貼った後に床の高さが揃うよう、
和室と洋室では下地板の高さが異なるように設計されています。
(厚い畳を貼れるように和室の方が低くなっています。)

和室と洋室を繋いで広く使いたいので、
床がフラットになるように下地板の高さをそろえる必要があります。

そのため、戻した荒床の上にもう一段根太を入れ、高さを調節することにしました。

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荒床の上に根太を入れました

根太を追加したことで新たに隙間ができました。
この部屋はメインの部屋となるため、断熱効果を期待してもう一段断熱材を入れることにしました。

20220610_ks_diy2.jpg
追加した根太の間に断熱材を入れました

断熱材を敷き詰めた後、
床下からの冷気の防止や室内の熱を逃がさないために気密シートを貼っていきます。

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断熱材の上に透明の気密シートを貼りました

次に下地合板を貼っていきます。

「捨て貼り工法」

根太の上に下地合板を貼り、その上にフローリングを貼ります。
「捨て貼り工法」と呼ばれる工法で、床の構造がしっかりとし、床下からの冷気等を遮ることができます。

20220610_ks_diy4.jpg
合板を置いていきます(気密シートを貼る前に仮置きしています)

柱のある部分はその形に合わせて板をカットする必要があります。
一枚の板に対し何本も柱が当たる部分は加工が難しく、
何度も微調整をしながら貼っていきました。

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柱に合わせてジグソーでカットします

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きれいに収まりました

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床全体に下地合板を仮置きしました

下地合板の上にフローリングを貼るのでまだ完成ではありませんが、
新しい板に貼り替わった床はとても気持ちがよく、
作業が進んでいることを実感することができました。

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