そうべつ手帖

「チーズとコーヒーとバイオリン」のイベントを開催して

こんにちは。
壮瞥町地域おこし協力隊の今井です。

12/30(金)に「地域のあそびば ミナミナ」にて、「チーズとコーヒーとバイオリン」というイベントを開催しました。
開催までの経緯と当日の模様について、ご紹介させていただきます。

↓イベント告知に使用した投稿
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開催までの経緯

昨年8月に地域おこし協力隊の活動拠点であるコミュニティスペース「地域のあそびば ミナミナ」がオープンしましたが、そのタイミングでミナミナと同じ建物内の別テナントとして、「ヨツカド商店」をオープンしました。
「ヨツカド商店」ではコーヒーとチーズとワインを軸に様々な食材の販売や、軽食の提供をしていますが、銭函でチーズ屋を営んでいる方(以下、「銭函のチーズ屋さん」)が、たまたま「ヨツカド商店」に興味を持って、遊びに来てくれたことが、今回の事の始まりでした。

「ヨツカド商店」では不定期ではありますが、「チーズとコーヒーの会」というワークショップを開催しています。
チーズにもコーヒーにも様々な種類がありますが、組み合わせによってとても相性のよい組み合わせがあります。
そんな話を銭函のチーズ屋さんとしている中で、このワークショップに興味を持っていただき、銭函のチーズ屋さんが参加できるように「チーズとコーヒーの会」を開催することに。
その時の話の中で、銭函のチーズ屋さんの友人に、バイオリン弾きがいるという話になり、「チーズとコーヒーの会」とバイオリンを絡めたイベントができるといいね、と。後日、あっという間にバイオリン弾きを巻き込んだイベントをやるということに話がまとまり、今回のイベントの開催が決まりました。

本当に素敵なご縁でした。

当日の様子

第一部の「チーズとコーヒーの会」では、チーズとコーヒーをそれぞれ3種類。相性のよいものをご説明し、参加者それぞれがチーズとコーヒーを合わせていただく体験(ペアリング体験)を実施していただきました。
例えばブルーチーズと深煎りのコーヒーと一緒に口に含むと、ブルーチーズに含まれるビター感をコーヒーが包み込み、ミルクのコクと旨みを引き出してくれます。
チーズとコーヒーという意外な組み合わせの相性の良さに、銭函のチーズ屋さんをはじめ、参加者の皆さん、驚かれていました。

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第二部の「バイオリンミニコンサート」ではバイオリン弾きのMoriya Motoakiさんに演奏していただきました。
Moriya Motoakiさんは、これまでに飛生芸術祭(白老)、森の展示室(京都)、松竹の舞台音楽などに参加された方で、観客は演奏により生み出される壮大な世界観に魅了されていました。
この会では、「チーズとコーヒー」をペアリングした時の味の変化にインスパイヤーされて、今回のために書き下ろした楽曲を演奏していただきました。参加者の方には、その演奏の際、チーズとコーヒーのペアリング体験をしていただきながら、バイオリン演奏を聴いていただき、食と音楽の融合を楽しんでいただきました。

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↓ステージは銭函のシーグラスと壮瞥のトドマツの枝葉で彩られました。
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結びに

今回の「チーズとコーヒーとバイオリン」というイベントは、拠点があるからこそ人との出会いがあり、素敵な交流の場が出来上がるということを実感した会でした。
「地域のあそびば ミナミナ」という活動拠点や、「ヨツカド商店」という事業の拠点があることで、例えば果物狩りなどの観光のついでに寄ってくれて興味を持ってもらえたり、SNSで発信している情報を見て興味を持って壮瞥に訪れてきてくれたりします。

壮瞥町の情報発信の拠点でもある「地域のあそびば ミナミナ」ですが、他の地域とのつながりも大切にして、様々な文化交流の場としても利用し、壮瞥町の様々な側面を見出し、見せていければと思います。

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