そうべつ手帖

晩秋の町内研修

こんにちは!地域おこし協力隊の杉山です。

11月の活動報告をレポ-トします。

晩秋のりんご収穫 ラストスパート (果樹園研修)

11月果樹園では、"雪" が降る前に樹々に実った最後のりんごを収穫していきます。
夕刻入りも早まり16:00を過ぎると薄暗くなるため、時間を気にしながら作業を進めます。

果樹園研修のラストを飾る「りんご大収穫」でしたが、「最後のりんごを取り収める」達成感を味わうことなく、
最後の研修日は、収穫したりんごを倉庫へ納める作業で終了しました。

「そうべつ町の美味しいりんご」は、
10月は「早生ふじ、紅将軍、ひめかみ、トキ」に始まり、
11月には「王林、ぐんま名月、シナノスィート、高嶺、昴林、おいらせ、リチャ-ドデリシャス、
ハックナイン、レッドゴ-ルド、北斗、アルプス乙女」などが、直売所や町の農産物直売所サムズに並び、
次から次へと出てくる品種の多さに圧倒されました。
※各々の果樹園でりんごの種類は異なります。

週末になると、果樹園ロ-ド(そうべつくだもの村)や町の農産物直売所サムズには、
駐車しきれないくらいの車(人)が押し寄せ、"りんご " を購入されたお客様達で溢れ、"そうべつ町のりんご"の人気ぶりを目の当たりにしました。


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‵ 丹波ワイン様 ほ場での作業 ´


丹波ワイン様ほ場では、10月の収穫後も、試験品種ぶどうの糖度計測を行っていました。
11月上旬の糖度は、「23-24度」と10月の収穫後以降も糖度上昇し続け、平均気温が10℃以上なくても、ぶどうの糖度があがることがわかりました。

最後のほ場作業は、「剪定(試験剪定含む)とワイヤ-外し」「土壌管理(たい肥を撒く)」の作業を行い、冬支度が完了しました。


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左)雪をかぶった試験品種ぶどう(糖度計測用)
右)雪が降り、葉が自然に落ちました。


‵ 自然農業社様での加工品作り '

果樹園研修後は、自然農業社様へ'切り干し大根や、乾燥大豆・黒豆・小豆などの乾物・加工品作り ′を学びに、
研修に入っております。

beans_20201124_1 (Large).jpeg左)黒豆を磨いているところ。
右)黒豆を「製品」「規格外品」に選別しているところ。全てひとつひとつ手作業です。

収穫した豆を乾燥保管し、手作業で磨きあげ、選別していきます。
ひとつひとつ手間がかかり、集中力と根気が必要な作業です。
包装されたお豆は、粒が揃っており、ピカピカで美しいです。
今年は、"豆の出来上がりが良い"そうで、皆さん嬉しそうに仕事をしていました。

beans_20201124_2 (Large).jpeg左)特別仕様のシールを貼ってくださいました。記念品として大切にします。
右)大豆・黒豆・小豆 どれも立派で高品質。とっても美味しいです。


生の大豆を(初めて)味見したのですが、「コクと甘みのある」美味しい大豆でした。
沢山お豆を購入したので、冬にはお味噌を仕込みたいな~と思っています。

"自然農業社"様のお豆は、関東の有名な自然食品店からの受注も承っています。
高品質な食材を身近に手に入れることのできる素晴らしさに喜びを感じます。


壮瞥町の果樹園や農家さんで研修をし、一年間(まだ半年程ですが)の流れがなんとなくわかってきました。
壮瞥町の冬の農家さんの仕事や過ごし方など知りながら、過ごしていこうと思います。

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