そうべつ手帖

出窓のリフォーム

こんにちは、壮瞥町地域おこし協力隊の籠嶋です。

拠点整備の状況をお伝えします。

出窓の断熱処理

この建物のキッチンは出窓があります。
出窓の床板(物が置ける部分)や壁、天井の内部には空間があり、ここから外部の冷気が入ります。
そのため、板を外して断熱材を入れていきます。

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出窓の床板を外すと空間があります

それぞれの空間に断熱材を入れ、防湿シートを貼ります。

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断熱材は壁に入れたものの余りを使いました

その上に新しい床板(合板)、壁と天井には石膏ボードを貼っていきます。

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石膏ボードで新しい壁を作りました

漆喰を塗る

続いて、壁と天井に漆喰を塗ります。
漆喰を塗る前に、余計なところに漆喰が付かないようマスキングテープとマスカーで養生していきます。
マスカーとはポリシートと養生テープが一体化された資材で、広い面を覆うことができます。
細かなところはマスキングテープを貼りますが、仕上げの美しさに影響する部分なので丁寧に貼っていきます。

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細かな部分が多く地味ながら難しい作業です

石膏ボードの隙間やビスの穴はパテで埋めておきます。
漆喰は水分の量で塗りやすさが変わるので、様子を見ながら調整していきます。

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漆喰は強アルカリ性のため必ず手袋を付けて作業します

練った漆喰を塗っていきます。
水分の量で仕上がりの質感も変わります。初めて漆喰を塗るため、何度も調整しながら好みの量を探していきます。

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コテ板は端材で自作しました

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コテ板に漆喰を乗せてコテで塗ります

漆喰は難しいイメージがありますが、多少雑に塗っても「味」になるため、DIYでの作業に向いています。

事前に100mmで穴を開けていた天井にダウンライトを取り付けてもらいました。
*電気の取り付けは電気工事士の資格が必要なため、DIYでは取付できません。

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全体に漆喰を塗り終えました

漆喰の白とダウンライトの温かな光がとても良い雰囲気に仕上がりました。

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