醸造用ブドウほ場の冬支度
こんにちは。地域おこし協力隊の杉山です。
12月の活動レポ-ト、醸造用ブドウほ場での作業の様子をアップします。11月上旬の醸造用ブドウほ場の紅葉
秋の深まりとともに、醸造用ブドウの葉も美しく色づいています。
休眠期に行う「剪定」と「ワイヤ-下し」
落葉後、醸造用ブドウの樹は休眠期に入ります。
この時期に「剪定」と、ワイヤ-を下し雪の中へ枝を寝かせる「枝ふせ」を行い、越冬作業を行います。
「冬の剪定」を11月中旬にに行いました。
試験ほ場での冬剪定

3~4つの芽を残し、切除していきます。
樹の先端は、今年成長した主樹を残しながら切除します。一番下のワイヤ-を下までおろし、樹も地面近くまでおろします。
雪の中に埋もれさせることで、雪の重さで枝が折れたり、凍害から樹を守ります。
新ほ場での冬剪定

成長した主樹の登熟(茶色く木質化)した部分を残し、切除していきます。
主樹を育て、目標とする樹形に近づけていきます。冬剪定を終えた試験ほ場。
今年の醸造用ブドウ栽培の作業は、全て終了しました。
無事 越冬し、来年も順調に成長することを願っています。