そうべつ手帖

醸造用ブドウほ場の冬支度

こんにちは。地域おこし協力隊の杉山です。

12月の活動レポ-ト、醸造用ブドウほ場での作業の様子をアップします。


20211116_sy_momiji.jpeg11月上旬の醸造用ブドウほ場の紅葉
秋の深まりとともに、醸造用ブドウの葉も美しく色づいています。


休眠期に行う「剪定」と「ワイヤ-下し」

落葉後、醸造用ブドウの樹は休眠期に入ります。
この時期に「剪定」と、ワイヤ-を下し雪の中へ枝を寝かせる「枝ふせ」を行い、越冬作業を行います。
「冬の剪定」を11月中旬にに行いました。

試験ほ場での冬剪定

20211116_sy_st1.jpeg


3~4つの芽を残し、切除していきます。
樹の先端は、今年成長した主樹を残しながら切除します。



20211116_sy_st2.jpeg一番下のワイヤ-を下までおろし、樹も地面近くまでおろします。
雪の中に埋もれさせることで、雪の重さで枝が折れたり、凍害から樹を守ります。



新ほ場での冬剪定

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成長した主樹の登熟(茶色く木質化)した部分を残し、切除していきます。


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主樹を育て、目標とする樹形に近づけていきます。


20211116_sy_sam.jpeg冬剪定を終えた試験ほ場。

今年の醸造用ブドウ栽培の作業は、全て終了しました。
無事 越冬し、来年も順調に成長することを願っています。

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