そうべつ手帖

春の芽吹き


こんにちは。地域おこし協力隊の杉山です。

継続して研修に入らせていただいている「自然農業社様」での活動をレポートします。


雪解け後、春はもうそこに20230330_sy_ag4.JPEG

雪が解け、フキノトウがあちらこちらで咲き出し、春の訪れをようやく感じ始めた頃、植物や農作物たちは、季節の移ろいにあわせて芽吹き、畑では今年の準備が次々と進められています。毎年のことではありますが、自然のパワーに圧倒される春です。


20230330_sy_ag3.JPEGニンニクは、手作業で芽出し・除草を行います。

ニンニクは、雪の下でしっかりと芽を出し、雪が解けた頃には、土を押し上げて力強く芽吹いています。マルチの下にいる芽があれば取り出し、周りにある草をキレイに取り除きながら、芽出し作業を進めます。この季節、気温が上がったり下がったりの不安定な気温の中での作業はなかなか身に堪えます。自然農業社では、除草をほぼ手作業で細めに行い、丁寧に作物を育てています。


よい土づくりを行い、苗を育てる

20230330_sy_ag2.jpgズッキーニの播種に使用する、ポットの土入れを行いました。育苗に使用する「もみがら育苗土」は、育苗土・もみ殻・鶏ふん・くん炭・EM液が配合されています。土を作る人・土を入れる人、それぞれ役割分担し、効率よく作業は進みます。


20230330_sy_ag1.jpegパレットの上に次々と積みあがっていく、もみがら育苗土。ポットの色で品種を分けます。


一足早く、播種作業を終えた早生品種のタマネギ「きたはやて」は、すくすくと成長しています。ハウス内での「温度管理」と「適切な水やり」を継続し、もう少し暖かくなると外での育苗が続きます。

20230330_sy_ag5.JPEGハウス1棟一面 タマネギ「きたはやて」の苗。


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別のハウスの中では、昨年に続き「サツマイモの伏せ込み育苗」を行っています。昨年、大成功だったサツマイモ(安納芋と紅はるか)を今年も育てます。


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この他にも、ランチ用の葉野菜やハーブ・お花を育てていきます。(画像は水菜です)今から「種蒔き」が楽しみです。昨年よりも作物の育て方を習得し、一人でも何かしら育てられるようになることが今年の目標です!






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