そうべつ手帖

天井施工の準備

こんにちは、壮瞥町地域おこし協力隊の籠嶋です。

活動拠点の整備状況をお伝えします。

勾配天井

拠点のリフォームも最後の山場、天井の施工に入ります。
元々の天井は断熱材を入れるため外し、梁を見せる形で屋根の角度に合わせた「勾配天井」とすることにしました。

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梁が露出しています

屋根の角度と同じ勾配(角度)で天井を貼るため、まずは屋根の勾配を割り出す必要があります。

勾配は水平距離と高さ(高低差)で割り出します。
例えば、水平距離で10m進むと高さが1m高くなった場合、1/10=1寸勾配となります。

屋根の勾配に合わせて角材を加工

割り出した勾配を元に、角材を加工していきます。
丸ノコの刃を先ほど割り出した勾配に傾けて切っていくため、まずは基準となる角材を切り出します。

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さしがねを使って屋根の勾配を再現します

角材に対し、先ほど割り出した勾配と同じになるように、さしがね(L字型の定規)をあてます。
こうするのことで屋根の勾配を再現します。

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屋根と同じ勾配で切りました

切った角材の断面に丸ノコの刃を当てることで、丸ノコの刃を屋根と同じ勾配に傾けることができます。

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角材に対して刃が傾いて当たります

この状態で角材を加工していきます。

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天井の一番上に当たる頂点の木材を加工しました

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柱に取り付けました

勾配天井は水平の天井に比べて手間はかかりますが、開放感、梁が見える雰囲気のある空間に仕上がります。

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