床下の防湿と断熱材の施工
こんにちは、壮瞥町地域おこし協力隊の籠嶋です。
拠点整備の状況をお伝えします。
防湿シートの施工
拠点となる物件は床板を外すと地面がむき出しの状態になっています。
地面からの湿気を遮断する目的で防湿シートを敷いていきます。
ポリエチレンの防湿シート
防湿を目的にシートを敷く方法は、水分を多く含む土壌には不向きのようですが、
幸い拠点の床下は湿気が溜まりにくい環境のようで、木材の傷みも少なくきれいな状態でした。
地面に転がっている大きな石を取り除き、先日設置した束石の形に合わせてシートをカットしていきます。
束石の形に合わせてシートをカット
床一面にシートを敷きました
シートとシートの間に隙間ができなよう重ねながら敷いていき、
最後に砂利を乗せてズレないよう押さえていきます。
押し入れ部分に根太の追加
もともと押し入れだった部分の鴨居などを撤去し、部屋を広く使えるようにしていきます。
押し入れ部分には根太(床を支える部材)が入っていなかったため、新たに根太を追加します。
中央の新しい木材が追加した根太
他の部分と段差が無いように根太の高さを調節しフラットにしました。
床がフラットになるように根太を入れました
断熱材の施工
地面からの冷気の侵入を防ぐため、根太の間に断熱材(グラスウール)を入れていきます。
断熱材は根太と根太の間にちょうど入るサイズで作られていますが、
柱など障害物がある場合はその形に合わせてカットする必要があります。
断熱材はカッターで簡単にカットできます
床一面に敷き詰めました
断熱材を敷き詰めると、一見床があるように見えますが、
根太の間に嵌っているだけなので、上に乗ると簡単に外れてしまいます。
作業をしていると思わず足を乗せてしまいそうになりますが、落下してしまうので注意が必要です。