そうべつ手帖

有機栽培『ビ-ツ』の管理作業


こんにちは。地域おこし協力隊の杉山です。


研修先の「自然農業社」様で、5月下旬・6月初旬に「ビーツ(デトロイト)」の播種作業を行いました。
昨年、試験栽培を行い、美味しいビ-ツを作ることができたので、今年は、昨年よりも栽培面積を2倍に拡げています。



【芽吹いたら、間引き・除草を行う】

6月下旬、6月頭に蒔いた種は、無事に発芽し、たくさんの新芽が生えました。


20220621_sy_b1.jpeg

画像がぼやけていますが、種子を固めていた殻をつけている新芽。殻を突き破り、発芽。生命力の強さを感じ、嬉しくて写真に収めました。

蒔いた種は、複数(3~4)の種が固まっているため、新芽も複数出てきます。本葉が1~2枚になった時点で、「間引き」を行います。
生命力が強い(生長が早く、太い)芽を選び、それ以外の芽は、根ごと抜いていきます。(抜いた芽は、べビ-リーフなので、ランチで美味しくいただきました。)「間引き」を行うことで、新芽同士の根の衝突や密集を防いで、病気や害虫の被害を減らす。という、目的があります。



20220621_sy_b2.JPEGたくさん生えた新芽。この中から、生命力が強い芽(1本)を残します。 


20220621_sy_b3.jpeg間引き後、1本の強い芽(苗)を育てていきます。収穫までの間、定期的に除草も行います。


20220621_sy_b5.JPEG1列(80メートル)が全部で6列あります。天候を見ながら、「間引き・除草」を行います。地道な作業が続きます。


20220621_sy_b4.jpeg5月下旬に播種を行ったビーツは、すくすくと育っています。
ビ-ツは、どんどん大きくなるので、混み合いすぎるようなら、外側の葉を切り取って風通しをよくします。切り取った葉はサラダなどで食べられます。



ビ-ツの収穫は、8月頃から始まりそうです。今年のビ-ツの成り具合が楽しみです。
加工品(乾燥ビ-ツ)も予定しているようなので、そちらも楽しみにしています。



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