サツマイモの挿し穂作りと定植
こんにちは。地域おこし協力隊の杉山です。
研修先の自然農業社様での「サツマイモの栽培」についてレポ-トします。
種イモから挿し穂を作る
5月中旬、ハウス内でプランタ-鉢で育苗していた「サツマイモ苗」は、畑へ移植し「挿し穂」作りを続けます。1つのプランタ-で、3~4つほどの種イモを育てていました。
50cmくらいの株間で穴をあけ、種イモ1つを植え付けていきます。
植え付けの途中、2種類ある種イモ「安納芋」と「紅はるか」が混ざってしまい、再度掘り起こし、種別で植え付けしました。種イモを見なくても、微妙に違う茎の色で見分け「安納芋」と「紅はるか」の区別がつくようになりました。5月前半は、気温が安定しない日(朝晩の気温が低い)が続いたこともあり、寒さに弱いサツマイモは、葉が黄色く変色した部分もありましたが、苗自体が元気だったこともあり、温かくなった5月後半には、無事緑色に戻りました。
挿し穂を畑へ定植する
ようやく苗が伸び、「挿し穂」に出来る状態まで育ちました。
切苗にし、1週間程水につけ保管し発根させました。畑の定植は、4節斜め挿し・株間を30cmで行いました。200~500gの大きさのサツマイモが取れる予定です。(サツマイモは、株間や埋める節数を変えると収穫できるイモの数や大きさが変わります。)
サツマイモは、6列(1列80m)植え付けていきます。この日は3列行いました。
定植時の苗は、ほとんど発根していなので、数日間はしおれた状態になりますが、1週間程度で、発根・活着すると、先端の葉が上を向きます。
残り半分の植え付けを行います。3月から行っていた種イモの「伏せ込み育苗」から、ようやくここまで進みました。