こんにちは、壮瞥町地域おこし協力隊の籠嶋です。

醸造用ブドウの誘引

気温が高くなった7月。
醸造用ブドウの成長は著しく、枝は様々な方向に伸びていきます。


枝が横に伸びてしまった状態に

伸びた枝を放置するとその後の作業に影響が出てしまうため、枝をワイヤーに入れ込み、誘引していきます。


伸びた枝をワイヤーに誘引します

ワイヤーに通しただけでは外れてしまいそうな枝は、テープナーで固定します。


枝の先端をワイヤーに固定します

枝はできるだけ真っ直ぐ伸ばすように誘引します。
そうすることで、葉が重なり合って、風通しや日当たりが悪くなることを防ぎます。

ある程度伸びた枝を途中で切る「摘心」を行うことで、上へ伸びる成長を止め、ブドウの粒に養分を集中させ、粒を肥大させていきます。


真っ直ぐ上に伸ばし、先端は摘芯します

醸造用ブドウの花

ブドウの花も咲きました。
ブドウには花びらがなく、白く見えるのはおしべとめしべで、受粉してブドウの粒になります。


白く小さなブドウの花

今年も無事収穫を迎えられるように大切に育てていきたいと思います。