そうべつ手帖

醸造用ブドウの収穫

こんにちは、壮瞥町地域おこし協力隊の籠嶋です。

10月21~23日、丹波ワイン株式会社様の圃場で、醸造用ブドウの収穫が行われました。

5年目の試験圃場

3月下旬に行った春の剪定作業から約7ヵ月、待ちに待った収穫です。

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収穫直前の"ピノ・ブラン"

思い返せば、今年は記録的な大雪の影響で、3月の剪定の際、ブドウの樹はまだ雪に埋まった状態でした。
8月には長雨が続き、ブドウの生育への影響が心配されましたが、無事、昨年を超える量のブドウを収穫することができました。

10月に入ると気温が下がり、秋の風物詩「雪虫」も出始めましたが、収穫当日は晴天に恵まれ、作業していると汗ばむ陽気となりました。

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一つ一つ手作業で収穫し、コンテナに入れていきます

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収穫には町内外から多くのボランティアの方が参加されました

2年目の滝之町農園

昨年、新たに苗木を植え付けた滝之町農園では、植え付けの際に生育を促すために張ったビニールマルチの効果もあり、わずかですが実が付きました。

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滝之町農園の"シャルドネ"

今後さらに収量が増え、この畑のブドウから作られたワインを飲めることが今から楽しみです。

収穫したブドウはトラックに積み込み、京都の丹波ワイン株式会社様の工場へと運ばれました。

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フェリーで丸一日かけ、京都へ運びます

今回収穫した"ピノ・ブラン"は、2023年夏ころワインとなって発売される予定ですので、その際はこちらでもお知らせします。

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