サツマイモの苗作り
こんにちは。地域おこし協力隊の杉山です。
研修先の自然農業社様で、昨年から栽培をはじめた「サツマイモ(紅はるか・安納芋)」の有機栽培を体験させていただいています。
3月中旬、種芋を伏せ込んで苗を伸ばし採苗する「伏せ込み育苗」が始まりました。
伏せ込み育苗
前の年に収穫した種芋をプランタ-に伏せ込み、育苗ハウス内に設置した温床マットを敷いた暖かなトンネルで芽出しを行いました。発芽適温はだいたい28~33℃。温床マットを使い、トンネル内の気温・地温を一定に保ちます。
「伏せ込み」から1週間程経過。小さな芽が出始めました。※伏せ込み=頂部を揃え、覆土は種芋が隠れる程度。
発芽した種芋を育苗するため、少し大きなポットへ種芋を移植します。強い苗を育てるため、密集しすぎないよう植え付けます。「地温と保水」の管理を徹底しながら、育苗します。
ポットへ移植してから10日程経ちました。小さかった芽は立派に成長しています。
陽ざしも強くなり気温の上昇と共に、苗もグングンと伸びています。苗が密集して病気にならないよう、風通しのよい広い場所へ移しました。「かん水」もこまめに行い、苗長が25~30㎝・節数7~8節になるまで、育苗します。※「かん水」=床面が乾かないように水やりすること
「苗作り」は、初めての体験なのでとても興味深く、ワクワクしながら取り組んでいます。